ちょうど去年の今頃、私はまたまた忙しく行動していました。
幼稚園も3学期に入り、そろそろ卒園&入学準備。
で、私たち鳩ママは、最後の公演に向けて練習をしていました。
この、鳩ママのことについては後日。。。
と同時に、またまたママさんコーラスにも参加していたのです。
卒園式の前に、お楽しみ会というのがあり、そのときに鳩ママもママさんコーラスも発表ということになっていました。
ママさんコーラスは今回も有志のお母さん方が参加したのですが、ほぼ前回のメンバーと何人か初めて参加の人。やはり、これで最後ということもあり、参加する人は若干ですが増えていました。
1月半ばから、ほぼ1週間に1度のペースでコーラスの練習がありました。その合間をぬって鳩ママの練習。
ほぼ毎日幼稚園に行ってる状態
さて、コーラスの練習があったある日の帰りのこと。
息子と同じクラスの子のお母さんと帰り道が同じになりました。もちろん、そのお母さんもコーラスに参加していますが、今回が初めてでした。
そのお母さん、最初は不参加のつもりだったのですが、仲のいいお母さん友達に誘われたことと、やはり最後だということもあり、自分で 不参加参加 と記入しなおしました。私はその場にいました。
で、帰り道。
「もう嫌になってきたワ。みんな、シンコペーションのリズムも取れへんのやから。もうちょっときちんと歌って欲しいわ。」
と愚痴り始めたのです。
曲目に「手のひらを太陽に」があったのですが、どうもその曲のことらしい。
「こんなん下手なんやったら、ママさんコーラスなんて参加するんじゃなかったわ」
ん
参加すると書き直したのは、ご自身の意思ではなかったのでしょうか?
そのうえ、
「こんなんやったら、本格的なコーラスの団体に歌いに行こうかしら」
またまた、ん
誤解を招くといけないので・・・
別に私はこのお母さんの悪口を書こうというのではありません。
何か勘違いされてるんじゃないかなあ、と思って。。。
考えてみてください。幼稚園のお母さんの集まりです。すべての人たちに、専門的な音楽経験があるわけではありません。ですから、ママさんコーラス、お世辞にもメチャメチャ上手いとはいえません。でも、毎週、忙しい中を、余程の用がない限り、ほとんどのお母さんが練習に参加してるわけです。子供たちに
お母さん、歌ってるよ
っていう姿を見せてあげて、子供たちを喜ばせてあげようという思いの表れだと思うんです。
ママさんコーラスの主旨は、やはり子供たちを喜ばせてあげようということ。
だから、特別上手くなくてもいいと思うんです。
このようなことを、このお母さんに言いました。
そして、私自身も、リズムがおかしいと気づいた点があり、こっそり指揮者のお母さんに伝えました。すると、その指揮者のお母さんは、ここはこうですよって、みなさんに指導してくれたわけです。
私の考え方はおかしいのかなあ。
で、私。
「鳩ママでもこのあいだ、楽器の演奏したし、歌も歌ったりしたけど、ブラバン(吹奏楽)やってた人間としては、正直、下手くそだと思う。もっと上手い演奏が出来たらなあって思う。でも、子どもたちを喜ばせるということが目的だから、プロみたいに上手な演奏じゃなくてもいいと思う。もしホントにプロみたいな演奏を要求されるのであれば、鳩ママなんてやってる意味ないんじゃないですか?」
って。
それに対しては何も応えず。。。
そして・・・
「ところで住田さん、クラリネット吹けるんやね。」
「ええ。でも右半身がこんなだから、右手がいうこときかないし、もう無理。かろうじて、左手で押さえて出る音だけならなんとかなるけどね。だから、かわいそうやけど、楽器は家で寝てるようなもん」
「そんなん、まだいいやん。私なんかチェロやってたけど、倉庫に眠ってるもん。ああ、もったいないワ」
ん?
でも、その人の場合、その気になれば身体的には演奏できる状態にはあるわけで・・・
私の場合、吹きたくても、身体的に吹ける状態ではないわけで・・・
ちょうど分かれ道。
「それじゃあ、また」
そう言って分かれた途端、涙が溢れ出しました。
コーラスに対する言葉もそうだし、楽器のことに対する言葉も、一言は重いですよ。
もし、この記事を読まれた方で、これは違うよ~、とか、こうなんじゃない? とかいうご意見があれば遠慮なく書き込んでくださいね。お願いします。
幼稚園も3学期に入り、そろそろ卒園&入学準備。
で、私たち鳩ママは、最後の公演に向けて練習をしていました。
この、鳩ママのことについては後日。。。
と同時に、またまたママさんコーラスにも参加していたのです。
卒園式の前に、お楽しみ会というのがあり、そのときに鳩ママもママさんコーラスも発表ということになっていました。
ママさんコーラスは今回も有志のお母さん方が参加したのですが、ほぼ前回のメンバーと何人か初めて参加の人。やはり、これで最後ということもあり、参加する人は若干ですが増えていました。
1月半ばから、ほぼ1週間に1度のペースでコーラスの練習がありました。その合間をぬって鳩ママの練習。
ほぼ毎日幼稚園に行ってる状態
さて、コーラスの練習があったある日の帰りのこと。
息子と同じクラスの子のお母さんと帰り道が同じになりました。もちろん、そのお母さんもコーラスに参加していますが、今回が初めてでした。
そのお母さん、最初は不参加のつもりだったのですが、仲のいいお母さん友達に誘われたことと、やはり最後だということもあり、自分で 不参加参加 と記入しなおしました。私はその場にいました。
で、帰り道。
「もう嫌になってきたワ。みんな、シンコペーションのリズムも取れへんのやから。もうちょっときちんと歌って欲しいわ。」
と愚痴り始めたのです。
曲目に「手のひらを太陽に」があったのですが、どうもその曲のことらしい。
「こんなん下手なんやったら、ママさんコーラスなんて参加するんじゃなかったわ」
ん
参加すると書き直したのは、ご自身の意思ではなかったのでしょうか?
そのうえ、
「こんなんやったら、本格的なコーラスの団体に歌いに行こうかしら」
またまた、ん
誤解を招くといけないので・・・
別に私はこのお母さんの悪口を書こうというのではありません。
何か勘違いされてるんじゃないかなあ、と思って。。。
考えてみてください。幼稚園のお母さんの集まりです。すべての人たちに、専門的な音楽経験があるわけではありません。ですから、ママさんコーラス、お世辞にもメチャメチャ上手いとはいえません。でも、毎週、忙しい中を、余程の用がない限り、ほとんどのお母さんが練習に参加してるわけです。子供たちに
お母さん、歌ってるよ
っていう姿を見せてあげて、子供たちを喜ばせてあげようという思いの表れだと思うんです。
ママさんコーラスの主旨は、やはり子供たちを喜ばせてあげようということ。
だから、特別上手くなくてもいいと思うんです。
このようなことを、このお母さんに言いました。
そして、私自身も、リズムがおかしいと気づいた点があり、こっそり指揮者のお母さんに伝えました。すると、その指揮者のお母さんは、ここはこうですよって、みなさんに指導してくれたわけです。
私の考え方はおかしいのかなあ。
で、私。
「鳩ママでもこのあいだ、楽器の演奏したし、歌も歌ったりしたけど、ブラバン(吹奏楽)やってた人間としては、正直、下手くそだと思う。もっと上手い演奏が出来たらなあって思う。でも、子どもたちを喜ばせるということが目的だから、プロみたいに上手な演奏じゃなくてもいいと思う。もしホントにプロみたいな演奏を要求されるのであれば、鳩ママなんてやってる意味ないんじゃないですか?」
って。
それに対しては何も応えず。。。
そして・・・
「ところで住田さん、クラリネット吹けるんやね。」
「ええ。でも右半身がこんなだから、右手がいうこときかないし、もう無理。かろうじて、左手で押さえて出る音だけならなんとかなるけどね。だから、かわいそうやけど、楽器は家で寝てるようなもん」
「そんなん、まだいいやん。私なんかチェロやってたけど、倉庫に眠ってるもん。ああ、もったいないワ」
ん?
でも、その人の場合、その気になれば身体的には演奏できる状態にはあるわけで・・・
私の場合、吹きたくても、身体的に吹ける状態ではないわけで・・・
ちょうど分かれ道。
「それじゃあ、また」
そう言って分かれた途端、涙が溢れ出しました。
コーラスに対する言葉もそうだし、楽器のことに対する言葉も、一言は重いですよ。
もし、この記事を読まれた方で、これは違うよ~、とか、こうなんじゃない? とかいうご意見があれば遠慮なく書き込んでくださいね。お願いします。
お母さんの気分転換と、
子供さんのためです。
歌っているお母さんを見るのは、
少し恥ずかしいようで、とてもうれしいのですよ。