人間ドックを済ませ、予定していた「古代エジプト展」を見に愛知県美術館に行ってきました。
古代エジプトと聞くとじっとしてはいられず、週末は事前予約が必要ということもあって、このタイミングを待っていました。
今回は、世界で最も古い国立博物館の一つであるオランダのライデン国立古代博物館のコレクションの中からミイラなど250点が展示されていました。
最近エジプトで新たに100体を超えるミイラが新たに発見されたというニュースもありましたね。
博物館ではCTやMRIなど最新の機器を使って、非破壊で内部の状態を調べるのが主流になっているようです。
それによって死因まで推定できるのですから、これまで発掘されているミイラに対しても同様の分析が行われているものと想像します。
また、会場にテレビで何度か見たことのある、名古屋大学准教授の河江肖剰(かわえゆきのり)氏が見学をされていました。
写真を撮ることはできませんでしたが、見応えのある展示でした。
一般展示の方は撮影は許されていましたので気に入ったものをいくつか撮ってきました。
1)「ゆれるかげ」秋岡美帆
写真を大きく拡大してその要素を作品にするという作風と書かれていました。
ここまでくると芸術の域と感じますし、自分にはとうていまねできません。
2)「光は荒野の中に拡散している」松本陽子
カンバスの上にアクリル絵具をのせ布で拭ってはまた色をのせることを繰り返してできあがったもの。
自分がいいと感じるものも随分変わってきたような気がします。
3)「無題」今村文
古代ローマ時代からある蜜蝋に絵具を混ぜ熱して漆喰に塗って固まらせるという手法(エンコ―スティック)で描かれている。
緻密に描かれていてかつ全体にバランスを感じました。
4)「Sexy Man and Sexy Woman」横山奈美
ネオンサイン風な線で描かれおり、絵なのに奥に透けているように見えます。
5)オアシス21
愛知県美術館の隣にあり、その屋上には水が張られ常に供給される水によってさざ波が立つようになっています。
水の宇宙船という名がついています。
6)さざ波に西に傾いた太陽の陽が反射するのをピントをずらして撮ってみました
7)オアシス21は18年の前にできたのに、今回が初めてです。
8)波に当たる陽の角度が変わるのか、様々な色の光に分かれて反射します。
9)本当はもう少し玉ボケを大きくしたかったのですが、持ってるカメラとレンズではここまででした。
展示や催しなど名古屋は飛ばされることが結構あります(いわゆる名古屋飛ばし)。
これからも足を運び飛ばされないよう少しでも貢献したいと思います。
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