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OSAMUの写真記録

吉ケ池湿地晩秋の一般公開①

撮影日:2021年10月30日

今年の「晩秋の一般公開」は30、31日の2日間行われ、その初日にウメバチソウをメインに訪れました。
今年は春と夏に続き3回目になります。
吉ケ池湿地は尾張旭市が管理していて、東海地方特有の湧水湿地として、シラタマホシクサやミカワシオガマなどの貴重な植物が生育している。
これらの植物は「東海丘陵要素」と呼ばれており、絶滅危惧種も多いことから市の天然記念物に指定されています。
去年は花数が少なく少々残念な感じでしたが、今年はたくさんの花を見ることができました。

1)ウメバチソウ(梅鉢草)はニシキギ科ウメバチソウ属の多年草。


2)花弁は5個、雄蕊は5個。花粉をださない仮雄蕊5個は、先が糸状に12〜22裂し、先端に小さい球状の黄色い腺体がつく。


3)子房上位で雌蕊の柱頭は4裂する。


4)仮雄しべに夜露が玉のように付いて、先にある黄色い腺体と見分けがつかないようになっています。


5)稀に花弁の数が異なる個体があるようで、これは6枚あります。
初めて見ました。
自分では気が付きませんでしたが、ボランティアのガイドさんが教えてくれました。


6)花開いてから1日に1本ずつ雄蕊が開いていきます。
なので、これは花開いて間がないことがわかります。


7)1日経ったもの。


8)これは全部開いているので、5日以上経っていることになります。


9)今回は夜露を一杯残している、まだ陽があまり当たっていないものを中心に狙いました。


10)


11)ホソバリンドウをバックに。


12)共存する他の種類の背が高く、例年以上にウメバチソウの茎も長くなっているようです。


13)ここにも熾烈な生存競争があります。


14)


15)まとまって咲いているところです。


16)
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