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Rubber Soul

だんだん身についてきた田舎暮し。草津、小諸に出没する田舎のおばさんになりきってきた。

熱が出た~

2020-11-05 15:29:00 | わたし
山の端に落ちていく夕日がずいぶん南にずれて来た。季節は進んで行く。
秋からいよいよ寒くなる季節の変わり目に毎年のように身体の調子を崩す。
昨年の今頃パリにいたなんて健康サイクルが上手くいったとしか思えない。
小諸から戻った翌日、身体のだるさと咳と前夜の発熱でいつもの病院に行った。
朝は熱がなかったので受付での検温も難なくスルーしたが問診で明らかに隔離意識が見えて来た。しつこく数日間の行動を聞かれる。コロナ感染疑いの路線に導かれる。わたくしとしてはいつもの「肺炎」のつもりで気軽に病院に行ってしまったのだ。看護師は申し訳なさそうに髪の白い老女に向かって、症状からすると仕方ないんです、大丈夫だと思いますが、と下手に出る。こっちは、そうなら徹底的に隔離してやってくれとばかり開き直る。
救急入口に車を止めてまた問診が続く。


かなり換気の効いた診察室とは違う狭い部屋で血液検査、そしてCT室に通され脱衣の篭にはいつもはないビニール袋がはめられベッドは使い捨てのシートが掛けられ、ま、いろいろご苦労様です。

狭い部屋でしばらく結果待ちで写真撮ったりして部屋の様子を探る。隠しカメラ無いだろうな。大きな換気装置、寝台、器具を置いたワゴン、酸素ボンベ、ビニール袋に容れられた使用済みのタオルケット、注意書の貼紙 Etc.
医師が入ってきてCTの結果、肺炎です、と告げられ抗生剤の飲み薬を出された。えっ?点滴してくれないの?入院もなし?入院するほど悪くはないのは自分がいちばんよくわかるが、点滴ぐらいはしてよ。     病院内は大変なのだろうな。
午後からPCR検査をします、また車で来てください。 わたくしとしてはコロナに感染したらこんなのんきな肺炎で済むとは思っていないから非コロナ宣言したいくらいだけど、こればかりはわからない。こんな機会ないから是非とも検査して白黒はっきりさせよう。
ドライブスルー式にPCR検査をして後は結果待ち。会計は一切行わず後から請求書が来て振り込む。
そうか!ただの肺炎かコロナの肺炎かはわからない。コロナの肺炎の人に抗生剤投与しつづけて亡くなったひとがいたっけ。陰性か陽性かはっきりさせなくては治療ができないのだ。
結果は明日電話で来る。
田舎の地域病院でも何となくコロナ対策はできていた

志賀高原へGO!

2020-10-07 20:51:13 | わたし
先日行った志賀高原大沼を今度は山の上から見てみようと、夫と出かける。
硯川→志賀山→裏志賀山→四十八池→硯川の行程は約5時間を予定した。
紅葉がいまいち。遅い。
まず、ずっこけは前山リフトが運行しておらず5分でリフトです~いと行くところ登山道を歩かされる。







しらたまのきや竜胆は最盛期みたいだ。


志賀山の入口渋池の紅葉が美しい。
志賀山登るにつれ大きな石の急坂で


こんな感じがずっと続く。
裏志賀山も同じ。高すぎる段差に何回も立ち往生し夫のアドバイス通りに足を進めるも膝がだんだん痛みで動かなくなり「もう帰りた~い」と何度思ったか。意地で登る、下る。
見えるはずの裏志賀山山頂からの大沼は霧に遮られて全く見えない。
四十八池まで降りたらホッと一息。




中盤からは足で石を蹴飛ばしていた。それくらい足が上がらない。坂道を足に当たった石が勢いよく転がる。人が殆どいないのが幸い。



とにかく疲れた。紅葉を愛でるどころではなかった


消耗を感じる

2020-09-13 22:14:05 | わたし
今年の夏は異常な夏でした。7月中は殆んど晴天無しで8月に入った途端猛暑が待ってましたとばかりに日本中を熱していました。
ここ草津でも気温30度に達する日も何日かあり、東京と比べれば文句は言えないのですが。
何しろマンション住人でエアコン設置している人僅か。勿論我が家は無くて仕舞い込んである扇風機と団扇が散らばっているのみ。でも風が吹けば山からの心地よい風で満足し扇風機は仕舞ったままでした。
うん、充分我慢できる。夕刻の西日が暑い時間には風呂に行けばいいし、ここでの夏の過ごし方はいう事無しなのです。

が、鼻の具合が悪い。副鼻腔炎かと思って耳鼻科でCT撮るとアレルギー性鼻炎です、と。朝、目覚めるとクシャミの連続。泳げば鼻水垂らしながらの苦しい泳ぎ。夜の間に鼻汁が喉に流れてこびりつき夜中に何度も目が覚める。後鼻漏とのことで、このまま鼻炎を治さない限り続くとの話でした。これも「加齢」で済まされました(泣)
鼻の繊毛の働きが悪くなって起きる。後鼻漏は鼻が健康な人でも起きているけど元気な繊毛がしっかり働いているので喉に流れて行かない。
鼻洗いと横向き睡眠をしていればぐっすり眠れる。
風呂では大体サウナに入り水風呂に浸かる。水風呂に浸かりすぎて頻尿になってしまい、高齢者には程々がいちばんいいのだと反省。冷したら温めなくては。
あちこちガタ来てるな。

暑さが遠のいたらドドっと疲れが出ました。良く寝るのは疲れからでしょう。
外に出るときは必ずマスク着用というのも暑い時は辛いです。
ここでのウォーキングはあまり人に会わないのでできれば外していたい。

そんな夏も何することなく終わります。
マスクと人混みに行かないお陰で風邪引く事もなく熱も出ないで終わりそうです。


さらに爽やかな風を求めて

2020-08-27 08:24:39 | わたし
マンションの友人きりちゃんと行って来ました。
志賀高原は近くなのに殆ど山歩きをしていない。


時々カモシカが現れます。

きりちゃん頼りに、よく水を汲みに行く清水公園から大沼までのトレッキングを計画しました。かなり楽なコースの予定を組んでくれました。
ところがここにも前年の台風19号の爪痕が。少し大変な回り道を行くことになり、山登りらしい雰囲気に。淋しくなった夏の花を見ながら。





ほぼ1時間半登り詰めると、目の前に拡がるのはコバルトブルーの大沼


素晴らしい色に目を奪われ、登ってきた暑さも忘れました。酸性の強い火山でできた沼で生き物は生息できない。こんな素晴らしい色の沼があっただろうか?白根山湯釜はもっと薄いブルーで登山道が通れなくなってお目にかかることはできなくなって久しいです。
ここまで歩けることの幸せを感じます。
リウマチ発症してからはわたくしなりに努力を重ねて来ました。生きるためには歩くこと必須。平地を歩くことからトレッキングを始めて、歩いて行けば必ず美しい景色に出会います。美しさと爽やかさ求めて歩きます。
きりちゃん撮影の画像頂きました。木々の向こうに映るのはコバルトブルーの沼です。




高齢者運転講習

2020-06-08 21:29:07 | わたし
70歳過ぎると免許更新の折、教習所で運転講習を受けないと免許証はいただけません。 
新型コロナウィルス感染予防のため5月の講習が延期になり、今日受講してきました。
初めて訪れるここの教習所。さすが田舎だわ、東京の教習所とは段違いに空いてます。延期になってもひと月もしないうちに予約が取れ高齢者運転講習を受講する人もこの時はたった8人という過疎。いいですねぇ
30分の座学の後、視野検査、動体視力検査、暗闇 眩しさの視力復活検査。でもね、コロナ対策してないよ。その事に触れると「後で消毒致します」。わたくしは持参の消毒液で清拭。高齢者ばかりこのくらいの人数だったら大丈夫だろう、と思うのは間違いだと思います。
実地試験は(試験じゃないな、合否ないもの)いつも通りの運転で
車庫入れバッチし、クランク速すぎ、S字速すぎ、でも何とか無事に終了しました。

雄大な本白根山を目の前にしたのんびりした教習所でした。今日から気持ちをまた新たに運転には充分気をつけます


新しい生活様式 云々

2020-06-01 21:50:06 | わたし
想定外の人生を送ることになるのだろうか
わたくしたち年金生活の高齢者にしてみれば先のことなどそれほど心配はしていない。多くの人数で集まることもなければ習い事もなく通勤の為の電車にも乗らないから毎日普通に生きていく。
ただ、コンサートや美術館には多くの人が集まるので遠慮がちにするしかない。
とても残念なことだが、夏の草津国際音楽祭は中止になった。欧州で活躍する先生方のご無事を祈っている。
家族で会うこと、友達と会うことはいちばん油断するところだが、もうこれ以上楽しみ奪うな的に以前に戻ってしまいそうだ。人と人との距離を保つことが人を避けることにならなければいいが。





梅の実、リンゴの実が嬉しそうに大きくなっている。


相変わらず「カラスノエンドウ」を抜き取る。徹底的に取らないと後が大変と思うから、目は刑事の様に容赦しない。


今年はやけに毛虫が多い。バラの蕾も、アヤメの蕾も喰っていく。コナラの木に付いて風に吹かれて外での食事中にも飛んでくる。




当分庭は花盛りだ。


印象派の絵画宝庫

2019-11-24 06:18:06 | わたし
オルセー美術館では圧倒された。
何しろよく見たことがある印象派の画家、ゴッホ、ルノアール、モネ、マネ、ドガ、シスレー、ミレーの作品がこれでもか!てな具合に展示されているのだ。
ルーブル美術館と違って午前中だとゆっくり観賞できる。
とにかくすごい感動を味わえる場だ。







コーヒーショップで休みまた観賞続ける。疲れた!

ジヴェルニーの食卓

2019-11-20 20:10:36 | わたし
パリからルーアンに行く途中、ジヴェルニーという所にクロード・モネの家がある。 今回のツァーではジヴェルニーはスルーされてしまった。 友人の影響で❮原田マハ❯の小説をひたすら読んでその影響もあってフランスに行くならパリでは絵画を観賞したいと思っていた。 読んでも内容をすっかり忘れてしまう今日この頃では細かい部分を拾うことも不可能。 でもその中でモネの睡蓮の庭が描かれた「ジヴェルニーの食卓」は心に残っていた。 モネの作品はルーブル美術館にもオルセー美術館にも所蔵されているが、オランジュリー美術館はモネのために造られた。元はオレンジの温室だったと言う。 セーヌ川沿いの静かなたたずまい。 モネの偉大な作品睡蓮だけで圧倒される。まあるい中にたたずむだけでジヴェルニーの庭に自分が置かれたような気持ちになる。 ルーアン大聖堂はモネが何枚も描いている どこまでも豊かにゆったり流れるセーヌ川は日本とは違い山がないので広大な平地を潤している。護岸工事が無い、自然のままの流れだ。 パリらしいセーヌ川の景色は何とも美しい。

フランスへ

2019-11-16 20:30:42 | わたし
もう最後の海外旅行になるかな、と思いながら決めたフランスの旅。ヨーロッパは遥か遠い。 フランスと言えばフランスパンとチーズとワインと美術館。 フランス料理はソースで食べる。ブラウン、ベシャメル等、フランス人はパンをちぎって皿のソースを綺麗にして食べていた。見事!ソースに旨さがぎっしり詰まっているわけだから利にかなっている。これがマナーなのだろう。日本人は皆汚く汚れたままの皿だった。 美術館はめちゃ混みのルーブル美術館は人人人で非常に残念。 フリータイムに訪れたオルセー美術館、ドガ、ゴッホ、モネ、ルノアールなど知られた絵画を間近でゆっくり観賞して生でしか味わえない絵力を感じる。 オランジュリー美術館、コレクション基礎を作ったギヨーム館が工事のためモネ以外のルノアール、セザンヌ、マティス、ピカソ、モディリアーニの作品は暫く横浜美術館に貸し出し中だとか。なんと間の悪いこと! それでもモネの円形部屋2部屋に飾られた睡蓮は居心地よくまるで池の真ん中にたたずんでいるかの様な素敵な場所だ。 パリをはずれればほぼ平坦な田舎の景色が続く。もう晩秋の景色だ。
シュノンソー城 モン・サン・ミッシェル ジャンポール城 ヨーロッパ、石の文化は強い。頑強に造られた城や教会は古さを維持しながらたたずむ。ただパリのノートルダム大聖堂が4月に焼失してしまったことはパリ市民にとっての悲しみだ。沖縄の首里城にも言える。城や教会は土地の人々にとっては心の支えとなっている。 パリセーヌ川河畔はどこも美しいが下町に行けばゴミが散らかって、人々は歩きタバコで美しい町並みとは言いがたい。が走る人がやたら多い。甘すぎるスイーツ、油脂の多い食事で太ったからだを気にしているのか。何処もが皇居外周みたいだ。 エッフェル塔は街のシンボル いちばん困ったのはトイレ。日本のトイレ程至れり尽くせり機能的なトイレはない。慣れはもう後戻りできぬ。 日本がいちばん!