舞栗倉庫

過去ログ

サレバ・・・。

2006-10-13 18:18:20 | License
長い間、日記を放置してしまいました。

なにをしていたかと言いますと、生活費がかなり心許なくなって来たので、中国へ腎臓を売りに行っていた訳で。

もしかすると腎臓だけでは収まらずに、身体全部に細工をされて「人体標本展」に出品されてしまうんじゃないか?といった不安が、無きにしもあらずんば虎児を得ずではあったものの、背に腹は代えられない訳で、なかなかの値段で売ることが出来たのでキャッシュフローは一時的に改善し、こうして大好きな神戸屋の「メイプルむし」を頬張りながら、くだらない日記を更新してる訳でして。




ウソです。




宅建の試験日が迫って来ましたので、何のメリットもない日記の更新を一時休止し、受験勉強に集中することにした訳です。

その甲斐あって、自信たっぷり胸いっぱいの状態で明後日の試験に臨めそうです。




えぇ~、確実ですね。間違いありません。

合格はあり得ません。断言します。




だってつまんないんだも~ん。試験問題。

問:「都道府県知事は、開発区域の周辺における市街化を促進するおそれがなく、かつ、市街化区域内において行うことが困難又は著しく不適当と認められる開発行為について開発許可をした場合は、すみやかに開発審査会の議を経なければならない。」

上記文章は正しいか否か?

答:「都道府県知事は、開発区域の周辺における市街化を促進するおそれがなく、かつ、市街化区域内において行うことが困難又は著しく不適当と認められる開発行為について開発許可をした場合は、あらかじめ開発審査会の議を経なければならない。」

が正しい。よって問いは誤りである。ってどこが違うか解ります?

開発審査会の議は「すみやかに」ではなく「あらかじめ」経るんですって。

こんなの実務で必要な知識なのかなぁ?




問:「宅地建物取引主任者証の有効期限が満了しても、満了後2週間以内であれば宅地建物取引業者の従業者であることを示す証明書を提示すれば、取引主任者の業務を行うことが出来る。」

どぉ?

答:「そのような規定はない。」

じゃぁ、そんな文章作るなよ!!!
これをイジメと言わずして、なにがこの世のイジメになるものか?Uhhhhh~n?

結局「過去問・厳選500題」、一巡することもなく当日を迎えることになるのか。




沖縄のKさんはご家庭や法人の運営上、今年はなんとしても受からないわけにはいかないらしいから、「人生これほど長きにわたり休酒したことはない」ってほど呑まずに問題集とニラメッコしているらしい。

お察ししますよ。




受験料払ったし試験会場も近くだから、受けるにぁ受けるけど、気になるのが「12:30までに着席」し「試験時間13~15時」で「途中退室不可」ってあるから、2時間半もトイレに行けないってこと???

CFP試験も「トイレ我慢のこと」の原則はあるけど、まさか「ご自分の席で思う存分心置きなく イ ッ ち ゃ っ て し ま っ て 下 さ い~」とも言えないから、監視員の同伴出勤でトイレに行かせてくれる。

なので僕は今のところ全課目途中でトイレに行かせてもらってる。
(問題の回答と、トイレに行く時間配分にも結構神経使うのよ。通路側に座ってる人を立たせることにもなるしね)

「宅」がホントに途中トイレ不可なら・・・ライフリーか、リリーフか、アクティか、アテントか・・・あ、そうだ、オヤジ用に買った未使用のサルバがまだ残ってたな。確か。

さようなら。

2006-10-12 18:24:35 | Cancer
先週の初め、運び屋を頼まれて貰って来たヤクを奥さんに渡した後、
「今日はどうよ?」
と、声をかけながら部屋に入って行くと、なんとなく元気のない顔で
「はぁ・りぃ・がぁ・とぉ~」。
そして今までそんなことしなかったのに、自分から握手を求めて来た。

イヤな予感がした。






ウチのオヤジが亡くなったのは2年半前。

亡くなる3~4日前だっただろうか、オフクロと一緒に病院へ見舞いに行ったあと、帰ろうとする僕に向ってオヤジが手を差し出して握手を求めた。

見舞い後の握手自体はオヤジとの間ではいつもの習慣だったけど、基本的にはオフクロや僕、姉貴の側から求めるのが常だったので、一瞬「あれ?」とは思ったもののその時はすぐに忘れてしまった。

オヤジと会話をしたのがそれが最後で、次に顔を見たのは、もはや会話もままならない昏睡状態になってからだった。

そして最期の日の朝、病院に駆けつけた2時間後に息を引き取った。

後になって思い返してみると、オヤジが求めて来た握手は「別れの握手」だったんじゃないだろうか?
オヤジはあの時自ら悟っていて「後はよろしくな」の意味を込めた握手だったんじゃないのか?
と思う。

絶対にそうだ。






オヤジの時と同じだった。

ヤツを見舞って帰る際、互いの手を軽く挙げて「んじゃ、また」がいつもの挨拶だったのに、自分から握手を求めて来やがった。

さては覚悟したな、と直感した。

「昨夜なんか『もう俺ダメかもしんない』なんて弱気なこと言ってんのよ」と奥さんから聞いてたし、

「んじゃ、また天気のいい日に来るから」と言っても返事もしやしない。



車に乗り込んだ時、涙が出て来た。




それから5日後の朝、奥さんから「時間がなくなりました・・・」とメールが届く。

折り返し「昨日の悪天候と打って変わって快晴だから、お邪魔しようか?」

返って来たメールには

「旅立とうとしています」




うわぁ、ついに来ちゃったか、その時が。




急いで車に乗り込み20分後

「シカクまめが来たよ。このあいだ貰ったマウスパッドのお礼しなくちゃいけないでしょ!!ねぇ、目を開けてよ!!ねぇってばぁ!!」と奥さんが叫んでも、もう反応はなく、暫くして心肺停止。ホント静かな最期だった。






義母が亡くなった5年前もそうだった。前日は激しい雨が降り、明けた翌日快晴になり、そして逝った。

「『雨が魂を洗い落として、晴れ渡った空に向ってその魂が天に昇って行く』っていう言い伝えがあるらしいから、雨が激しく降ってる時に『会いに行ってくれば?』って言おうかなぁとも思ったんだけど・・・」とカミサンが。

だったらその時言ってくれれば良かったじゃない!






「もって8月いっぱい」と言われながらも良く頑張りました。ゲームは無理でもボウリング場に行くことは叶うんじゃないかと思ったけど、無理だったね。

アイバンクに角膜を、そして今後のガン研究の為に細胞を提供だって?アンタらしいね。

数々のボランティア活動、お疲れさまでした。

そして今までお世話になりました。




本当にありがとう。