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93歳・老大娘の日記

晩年を生きる

俳句

2020-10-03 20:48:33 | 想い出

大昔、角川俳句通信講座をしばらく受講していた。

既定の用紙に5句詠んで送る、しばらくして先生が添削、返送される。

先生の模範句も添えられています。講評の先生は同じではなく

何人かの方が当たっておられました。

5ランクあり、この一句だけが「S」その後「S」は一度もなかった。

私の投稿句 「もず一羽着信音に和して啼く」

先生の添削句 「着信の音と和したる鵙の声」

動詞(啼く)は要らないと言うことでした。

歳時記だけはありましたが、基礎勉強は何もしないで、

いきなり投稿という乱暴さでした。

当時、山頭火や放哉の自由律俳句を知りました。

575の定型でなくてもいいらしいのですが、これが

豊かな感性、強い個性がなければダメと知りました。

2人の友人は句集を出しましたが、私は「挫折の道」を

選んで終わりました。

「咳しても一人」

「どうしようもない私が歩いている」

夫も長い間俳句を作っては大学ノートに記していました。

同じ題材ごとに何句も詠む方法で自学でした。

私と違い根気のいい人でしたからノート何冊もあります。

新聞の投稿欄にも送っていたようですが

一度も採用されなかったようです。

コメント (8)
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