goo blog サービス終了のお知らせ 

93歳・老大娘の日記

晩年を生きる

本年もよろしくお願い致します

2018-01-08 11:07:25 | 読書

松の内も過ぎ、私の日常が戻ってきました。

年末年始、すき間時間を利用して2冊の本を読みました。 

私の「読書始め?」です。

  読書始:貴人の子弟が初めて学習を開始するとき、

 あるいは毎年最初の学習の時行われる儀式のこと。

 源実朝が新年読書始めを行った(1204年)のが最古の記録のようです。

五木さんの考え方のお若いこと、

柔軟な考えに感心致しました。対談相手の古市氏は最近

テレビ登場多い社会学者

五木寛之氏とは55歳の年齢差があります。

この対談はおまけかもしれませんが、面白いでした。

##############################

もう一冊は「江戸の武士」

武士の諸々が書いてあり、娯楽小説以上に面白い

   

将軍、大名、旗本、御家人や高級武士、下級武士の日常から

役職名、お給料等々。 この時代に身分制度が確立、

形式主義ではあったが、その実・・・・

大名の参勤交代は誰もが知っています。

江戸で1年、国元1年と思っていましたが、

関東近辺の大名は2月と8月、

いっぽう遠隔の蝦夷地では6年と定められていて、

幕府の配慮がうかがわれます。

私たちが武士をイメージするとき、

葉隠の「武士道とは死ぬこととみつけたり」に

代表される言葉が浮かびますが、その実・・・

戦のない徳川時代でしたから、

武士道も影が薄くてもさもありなんと思います。

むつかしくなくて面白いので、あっと言う間に読み終えました。

「待機中」の本も数冊ありますので、

外出の減るこの時期、本を読むことが多くなりそうです。

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする