松の内も過ぎ、私の日常が戻ってきました。
年末年始、すき間時間を利用して2冊の本を読みました。
私の「読書始め?」です。
読書始:貴人の子弟が初めて学習を開始するとき、
あるいは毎年最初の学習の時行われる儀式のこと。
源実朝が新年読書始めを行った(1204年)のが最古の記録のようです。
五木さんの考え方のお若いこと、
柔軟な考えに感心致しました。対談相手の古市氏は最近
テレビ登場多い社会学者
五木寛之氏とは55歳の年齢差があります。
この対談はおまけかもしれませんが、面白いでした。
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もう一冊は「江戸の武士」
武士の諸々が書いてあり、娯楽小説以上に面白い
将軍、大名、旗本、御家人や高級武士、下級武士の日常から
役職名、お給料等々。 この時代に身分制度が確立、
形式主義ではあったが、その実・・・・
大名の参勤交代は誰もが知っています。
江戸で1年、国元1年と思っていましたが、
関東近辺の大名は2月と8月、
いっぽう遠隔の蝦夷地では6年と定められていて、
幕府の配慮がうかがわれます。
私たちが武士をイメージするとき、
葉隠の「武士道とは死ぬこととみつけたり」に
代表される言葉が浮かびますが、その実・・・
戦のない徳川時代でしたから、
武士道も影が薄くてもさもありなんと思います。
むつかしくなくて面白いので、あっと言う間に読み終えました。
「待機中」の本も数冊ありますので、
外出の減るこの時期、本を読むことが多くなりそうです。