中日文化センターロビー
今回が最終回、相変わらず楽しい上野先生、隔月の計六回1年がかりである。スローペースなのがいい。
自動受講受付横にもツリーが飾ってあった。
この日のテーマは「古墳文化の終焉と万葉挽歌」
昔は人の死からお墓へ埋葬まで時間があった。
その間に死を悼み、魂を鎮めるのである。殯(もがり)である。
今ではそれもなくなり、死から火葬までの何と早いことか。甚だしきは「生前葬」まで行われる。
万葉に関わらない「脱線講義」がとても面白くて、90分は瞬く間だった。
この日の「枕」は先生のお母上が危篤になり親せきに連絡したり
お寺さんの手配を済ませたが、奇跡的に持ち直された由。
本題に関わることを枕にされたようだ。
万葉集は六朝文化の影響を受けていると。長年、中国語や中国に関わってきたのに
六朝文化の何たるかも知らないのでよく理解できなかった。
「脱線講義」のほうが面白いと言えば、上野先生お嘆きでしょう。すみません!
引き続いて同じ形態でまた1月から始まるが、継続するか迷っている。
一緒に受講しているお友達Kさんは帰りがけに申し込むとのこと。
人気講座なので一般募集が始まるとすぐ定員に達するらしい。
継続会員優先申し込みの期日まで、しばらく迷うことにしよう。