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93歳・老大娘の日記

晩年を生きる

趣の異なる二冊

2016-11-02 21:07:24 | 読書

柏葉アジサイ ほんのり紅く・・・

編者の小高氏は最近亡くなられました。ご冥福を祈ります。

これ以前から持っていた本で折々に読み返しています。

若くして逝った啄木に代表されるように、例外はありますが歌人は若いでした。

わが郷土の作家で歌人新美南吉も享年29歳でした。

作家の太宰は自ら命を絶ったのですが、結核で亡くなる歌人も多いでした。

今は超高齢化社会、自ずと老歌人も増えています。

 

老いの悲哀を詠んだものばかりでなく、ユーモアを感じられる歌も多くあります。

  階段を手摺にすがりのぼるとき 足で登れと頭は命ず

 階段の昇りは膝に障りなし 私「クダラナイヒト」降り難儀す

老歌人の増えた今、60歳以上の歌人による優れた第一歌集を顕彰する

「筑紫歌壇賞」が設けられています。

賞の名前の由来はかの万葉歌人大伴旅人、

山上憶良がいわゆる「筑紫歌壇」を形成し

活躍したのが大宰府であり、年齢が60歳代であったことから。

この「老いの歌」には楽しいものも多い。

 ヨン様がいぬチャンネルに切り替ふる心のせまき老人われは

もう一冊は電子書籍で衝動買いしました。↓

 

まあいろいろ書いてあります。外見だけでなく心も装えなど驚くようなことは

書いてありませんが、(最後まで読んでいません)

「フランス女性は誰も皮膚科の主治医を持っている」と。

これは初めて聞いたのでびっくり致しました

高い化粧品買っても自分の肌を知らなければ無駄な投資なのだそうです。

高価な化粧品買う前に皮膚科で行くべきと言っています。

残念ながらフランス人にお友達もいませんので確かめられません.

誰もがとは思えないので余裕のある階層の女性ではないかと疑っています。

コメント (14)
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