トルコから石灰棚を眺めながら生活する日記

ラム子のロカンタ(日本食食堂)、
ゴールデンレトリバーとカンガル犬との日常を綴っていました。

生まれて初めての〜

2017-04-27 01:50:57 | 日記
今日のパムッカレ

生まれて初めて、ガーデニングをした。
基本、虫が大嫌いなので、土いじりは避けて来た。

オヤジ(夫のこと)は、毎年この季節になると食堂やオフィスに花を植えていたのだ。
なので、今年は私が意思を受け継ぐことにした。



オヤジ、喜んでくれたかなあ・・・。

こんなんでも35本植えた。
腰が痛くなったよ。


昨年、オヤジが植えた薔薇が満開です。
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新車がやってきた!

2017-04-18 14:05:33 | 日記
今日のパムッカレ

トルコで運転するか悩んだ。
運動神経も鈍く、運転も上手い部類に入らない私が果たして左ハンドル、マニュアルを
こなせるかどうか、不安だった。

夫の形見の自動車。7人乗りなんて、私には不要。
売却するか悩んだけれど、とりあえず、ケントが生きている限りは、
病院へ行くために使うから、残すことにした。

ATVは去年、売却したので、どうしても、村内移動のための車両が必要だった。
これから、暑くなるので、墓参りだって、徒歩はきつい。

というわけで、これ、買った!



電動モーターバイク。これなら、強制保険加入義務もないし、毎年税金を納める必要が無いのだ。
しかも、免許証も要らない。
一応、トルコの免許証は持っているけどね。

ケントを一度乗せて走ったけれど、今ひとつ安定感が無かったのか、その後ケントは乗りたがらなかった。


オヤジ(夫のこと)とは、よくバイクに一緒に乗ったケント。
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あなたも私も裁判所♪

2017-04-15 11:49:29 | 日記
今日のパムッカレ

日本でどれだけの人が裁判所に関わったことがあるのかな?
トルコでは、裁判所は日本より、もっと身近な存在である。

だいぶ前に日本から若い弁護士夫婦が来てくれ、別れ際に
名刺を渡しながら、「何か困ったことがあったら、相談してください。
あ、でも、日本じゃ、弁護士事務所に相談する人は特殊ですからね~」と。

確かに、私の家族も親戚も弁護士にお世話になったという話は耳にしたことがない。

ところがトルコでは、とにかく裁判所、弁護士に介在してもらうことが多いのだ。
勤務先や近所とのトラブル、相続関係、遺産問題、土地売買などなど。

トルコ人いわく、日本より違法がまかり通るから、
そのために裁判所に訴える人が多いからとのこと。
庶民の最後の砦のような存在なんだな。


で、先日、夫の相続法手続きで、4回目裁判所に出向いたときに、
近所の人、二組発見!

あら、あなたも?あら、どうしたの~?と、私の同行者である義姉と会話していた。

ところで、
夫の相続手続きの行方はというと、
毎回、裁判官に、日本からの回答が来ていないから、結審は、後日ね~と
次回出廷月日を指定されるのだ。

で、
今回もそうだろうと、3月日本へ帰国したときに、在東京トルコ大使館と外務省へ
電話で問い合わせをしたのだ。外務省のほうでは、前例が無いのか知らんけれど、
チンプンカンプンのようで、トルコから相続関係の質問書など知らないような
答えが返って来た。つまり、トルコの裁判所から、そういった質問書は届いていないのだ。
多分ね。

私は、一か八かではったりをかけることにした。
トルコの裁判所が日本の外務省へ、外国人の相続関係について、問い合わせを入れていると
鼻から信じていない。もしも、事実でも、日本のお役所がそのことに関して
半年以上も音沙汰なしだなんて、考えられなかったから。
日本を馬鹿にするんじゃない、トルコじゃないんだから!

裁判官が、日本から回答が無いから~と、始まったので、
「先月日本へ帰国した際に、外務省に出向き確認したら、そういった質問書はトルコから届いていない
とのことですが?」と、言ってやった。

同行してくれた甥っ子が、私の台詞をリピートし、「かれこれ、申請してから7ヶ月も経っていますよ!」
と、援護射撃をしてくれた。

うろたえる裁判官を目にして、してやったりと、ほくそ笑んだ私。
山積みの書類を手で掻き分けながら、(見るからに動揺しているのが読めた)

次の結審は6月だと言うので、6月は日本へ帰国するから、7月にとお願いした。
じゃ、次回7月で、最終決着させます、だって。
インシャッラー

子供がいない場合、例え夫婦で築き上げた財産であっても、妻だけのものにはならない。
夫の両親と3人の相続となる。高齢の義父母に何かあったら、その相続権利は、必然的に夫の兄弟たちになる。
そうなると、売るにもややこしくなるので、早いところ、決着をつけたいのだ。

半年以上の裁判所通いで、トルコ語での法律用語も覚えたから、
トルコで裁判する日本人にもアドバイス出来ちゃう?

トルコでは、結審が出るまでは最低2年はかかると言われている。
もともと、審理する案件が多いのと、昨年のクーデター未遂事件に関わった人間が
フェットラーギュレン派だとされ、政府がフェットラー派とされる裁判官を
一掃したため、裁判官不足となってしまったからだそうな。


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守りたい

2017-04-11 15:01:01 | 日記
今日のパムッカレ

最近はツーリストも増え、日照時間も長くなってきたので、
閉店時間が遅くなってきた。

いつもなら、オヤジ(夫のこと)が隣のオフィスにいたので
心強かったのだけれど、オヤジ亡き後、ちょっと心細い。

透析を受けるために早起きする義兄に、隣のオフィスで、閉店まで待ってもらうのは
心苦しいので、私は大丈夫と帰ってもらっている。

閉店後、後片付けで残っていると、食堂のドアの入り口だったり
厨房の入り口だったりと、まるで私を見守ってくれるかのように
ドンと座っている4つ足のオッサンがいる。
頼りなさそうだけど、私を待っていてくれる誰かがいるだけでも
気分が違う。

内心、母ちゃんから、夜食を期待しているのかも知れないけど。

夫が存命中も、ケントは夫の仕事が終わるまで、私と一緒に
家に入らなかった。


週一で眉毛揃えるのと、産毛抜きのために美容院へ行くと
ケントも必ずついてくる。



4つ足のオッサンに何かあったら、私は壊れそうだな。
日本の家族が悲しむだろうから、後追いはしないけど。

もうこの人生が終わったら、何にも生まれ変わりたくない。
無になりたい。もしも、夫との続きが、出来るなら、話は別。

夫が、存命中にたまに、この人がいなくなったら?と
頭に過ぎったことがあった。まさか、そんなことは、無い、
私より先に逝くことはないと、打ち消していた。

ケントを譲り受けたときから、ケントの最期を覚悟して、
大事に大事に育てて来た。ケントを守れるのは、私しかいないのだからと。

夫に対しては、世界で、誰よりも、何が何でも、私を守ってくれる存在だと
確信していた。結婚する時だったか、忘れたけど、
夫に質問した。

私は友達も家族親戚もいないトルコへ嫁に来た。
だから、あなたは、1番私の味方になってくれなきゃ
困る。親より、私を優先出来るか?と。

夫は、当たり前だよ、と答えてくれた。
そこで私は、じゃ私達に子供が出来たら、
子供より私を大切にしてくれる?と馬鹿なことを聞いたら、
夫は、うーーん、子供かな、だって。
そりゃ、そうだよね。
でも、嘘でもいいから、そりゃ、ラム子が一番に決まっているじゃないか!と
言って欲しかったな。


右側がisa そして、左側にケント。川の字で寝ている。


私はisaに守ってもらうことばかり考えていた。
私がケントと同じようにisaを大事にしていたら、と思うと悔やまれてならない。
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トルコで人生初だらけ

2017-04-05 16:27:26 | 日記
今日のパムッカレ

トルコに来てから、人生初体験ばかり。
犬を飼ったのも初めてだったし、
ラジオ、テレビ出演、雑誌取材(レトリバーファン♪)を受けたり。

裁判所に通ったり、弁護士雇ったり。
夫と死別したり。あ、これは、普通、何回も経験しないよね。

手術入院でハラキリもしたっけ。
ビジネスクラスにも乗れたね。


で、今回、人生初めて、畑を耕した。
トウモロコシの種を撒くんだ。オヤジのトレーナー上下を着用し作業中♪

手前からレタス、ほうれん草、ねぎ。
これらは、便利屋さんを雇って、耕してもらい、種を撒いてもらった。


去年はオヤジ(夫のこと)がやってくれたんよね。



あんなに、元気だったのになあ・・・。


陸亀が歩いていた。




これからも、どんな人生初体験が待ち構えているのかな?
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幸せの図

2017-04-03 10:15:47 | 日記
今日のパムッカレ


お肉屋さんが、ケントのために持ってきてくれた大量の骨






居候ワンコにも、ちゃんとあげましたよ。ケントのいないところでね。


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新顔と衣替え

2017-04-01 09:39:19 | 日記
今日のパムッカレ

私が留守中に新顔が居候していた。




衣替えの季節、もうオヤジ(夫のこと)の服を入れ替えることもないんだな。

毎年、この季節になると、オヤジは大量の花を買ってきては、鉢植えに勤しんでいたっけ。

去年の画像


でも、どこかで死を予感していたのか、昨年バラの苗を地中に埋めた。
おかげで、私は上のような作業をしなくて済んだんだ。




ミニisaもジャケットを脱いで、春の装いとなった。



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