トルコから石灰棚を眺めながら生活する日記

ラム子のロカンタ(日本食食堂)、
ゴールデンレトリバーとカンガル犬との日常を綴っていました。

2月は憂鬱&一歩前へ

2018-02-02 18:47:53 | 日記
今日のパムッカレ

2月は誕生日に結婚記念日、そして、バレンタインデーがある。
自分の誕生日に結婚式を挙げたとき、
これで、離婚したら、嫌な思い出がつきまとうのか、
というくらいにしか考えなかった。

まさか、死別するとは!!

よく新聞雑誌、テレビで統計のようなものがあるけれど、
例えば、この〇〇ガンは人口1万人に対して何百人とか、
交通事故に遭う確率だの、へー、そうなんだ、くらいで
まさか、まさか、自分に当てはまるとは、夢にも思わない。

それが、2分の1の確率であったとしても、
どこか慢心があった。

私は、よく冗談で、『あんたがポックリ逝っちゃったらさ~』って、
よく口にしていたのだ。

そんなわけで、死別直後は、自暴自棄になり、
自分だけ、こんなにも不幸なことが
許せず、みんなが同じ苦しみを味わえばいいとさえ思っていた。

自分が幸せだった時期があったことさえも忘れ、
世の中は幸せな人だけで廻っている、と恨めしかった。

最近のこと、
トルコ人男性から電話で予約が入った。
奥さんの誕生日ディナーをうちでしたいから、
席を用意して欲しい、そして、できれば特別なことを
して欲しいと。

かーっ、どこの誰にそんな注文つけてんだよ!!
最愛の夫を喪って、悲嘆に暮れているのに!!



なーんて、これっぽっちも思わなかったのだ。

奥さん、愛されているな~、羨ましいな~、とだけ感じた。
そして、奥様のために素敵な誕生日にしようと、
奔走する自分がいたのだ。

結局、このお誕生日会は事情があって、お流れになったけれど、
夫婦愛を見せつけられても、素直に奥さんの誕生日を祝ってあげたいと
いう気持ちが芽生えた自分に気づき、その発見だけでも、得をした気分だ。
ビジネスライクもあっただろけど。

相変わらず自分の誕生日は呪わしいし、
ときどき全て終わりにしたくはなるけれど、
それでも、立ち直ることが出来そうな予感もした。

と、書いてはみたものの、
最近の私、いろんなことが起こり過ぎて、悲しんでいる暇さえ
ないのが実情かも。

全部曝け出したら、世界の~、こんなところに日本人とかいう番組から
出演依頼が来ちゃいそうだ。


ところで、
今朝の話、
お食事前の方は、ご注意を。





今朝、トイレに行ったら、血便が!!
それも半端な量ではなく、薬を飲んでいるのに、
どうしてこんなことがと、途方に暮れた。
今日は金曜日だし、今でも病院予約は間に合うかなと
従業員に相談した。



すると、従業員は、笑いながら、

昨日のランチ、ビーツだったでしょ?
あれ、ダイレクトに出るからね~、と。

もう、かなり焦った。
実は私、大腸に持病があり、薬を服用しているので、
それで、大出血とはと慌てたのだ。











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10 コメント

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受け容れること (いづみ)
2018-02-03 11:52:17
自分が不幸な時は、世の中を恨みたくなるものです。私も、何故自分はこんな目に遭わなければならないのだろうと周りの人達が羨ましく思えたこともありました。しかし、「人生なんて山あり谷ありで、ーみんな色々な問題を抱えているんだよ。lと苦労された年長者の方々から身の上話を聞かされ、随分と励まされました。認めたくない厳しい現実を受け入れられると、ある意味で救われるというのも事実です。ラム子さんは、本当によく頑張っていらっしゃいますよ。
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いづみさん♪ (ラム子)
2018-02-04 19:32:20
ありがとうございます。

夫の死を受け入れつつあるのかも知れませんね。
まだ、消えるようにいなくなって
しまったことが信じられませんが。
だって、トルコでは、亡くなったら
その日に埋葬しますからね。
亡くなってから、一度も手を握って
あげなかったと悔やまれます。
一緒に最後の夜を過ごしたかったです。
宗教の違いもあるでしょうが、
日本のお通夜、葬式が羨ましい。

今は自分を忙しくさせ、
苦しみから逃れようとしているのに
精一杯です。
いつも温かいお言葉感謝しています。
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Unknown (ayako)
2018-02-05 10:03:13
ラム子さん、お久しぶりです。

理由は違いますが、母が若干の認知症と嫉妬妄想という精神病を患っていて、私と父の仲や父の浮気を疑ったり、自分で隠した財布を父に取られたと騒ぎ財布を見つける日々や自分の時間が持てない事に、自分だけが不幸だと何でこんな辛い思いをしなければならないのだと、ラム子さんやいづみさんのように今も周りが羨ましくてなりません。

でも、周りには見せなくても人それぞれ問題を抱えながら生活しているんですよね。
私の中ではなかなか母の現状を受け入れることが出来ていませんが、ラム子さんは立派だと思います。

ケント君と一緒に乗り越えていってくださいね!

返信する
ラム子さんとayakoさんへ (いづみ)
2018-02-05 12:25:09
ラム子さん 日本と違って、ご主人が亡くなられた後、一晩過ごせなかったことや手も握れなかったことは、どんなに辛くもどかしかったことでしょうか。物理的に許される範囲で、気の済むまで、遺族が故人と一緒に過ごせることは、本当に大切なことだと痛感しています。

ayakoさん、初めまして。お母様のことで心労が溜まっていらっしゃるようで、ご同情申し上げます。私の母は、精神疾患( 鬱病、統合失調症)を長く患い、最後は16年間世話をしてきた私に
虐待されたと警察に訴えました。結果的に、永住先の某外国政府に守られ、年金をたっぷりもらって現在は老人ホームに入居し、何不自由ない生活をしています。いまだに何故こんな目に逢わなければならなかったのか納得がいかないこともあります。お身体を大切にお過ごしください。
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ayakoさん♪ (ラム子)
2018-02-06 01:15:05
ありがとうございます。

大変失礼なのですが、
どちらの、ayakoさんでしょうか?
実はayakoさん、たくさんいらして

お母さまのこと、
筆舌しがたいほどの、ご苦労かと
思います。
介護ブログなどは御覧になっていますか?
私は同じ境遇の方々と
ブログを通してお話することによって
かなり救われました。
自分だけ苦しいのではないのだと。

今日、有賀さつきさんの訃報を知り
大変ショックです。
才色兼備で憧れの存在でした。
そんな彼女が、闘病の末、
愛娘を残して、どんな思いで
旅立たれたかと想像すると、
胸が押しつぶされそうです。

幸せそうな顔をしていても、
どこかに問題を抱えているのかも知れません。

お母さまのこと、これはエンドレスですもの。
何と、申し上げていいのかわかりません。
介護をしながら、ご自分の時間が
持てるようになったら、
若干ストレスも軽減されますよね。

私は立派だんて、まったくあてはまりません。
ayakoさんのほうが、遥か御立派です。
兄、姉に両親のことを丸投げしていますから。

ayakoさんが少しでも、気持ちが楽に
なりますように・・・

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いづみさん♪ (ラム子)
2018-02-06 01:17:55
ありがとうございます。
お母さまのこと、気になっていましたが、
いづみさんからは、隔離してもらってのですね。

もう2度と、いづみさんのことを
苦しめたり、煩わせたりしないことを
心から祈っています。
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ラム子さんといづみさんへ (ayako)
2018-02-06 09:34:34
ラム子さん失礼しました!
日本に完全帰国しないワケのブログの時にコメントした柴犬2歳の息子がいるayakoです。
ayakoなんてたくさんいますよね...紛らわしくてすみません。これからは柴犬ayakoにします!
温かいお言葉ありがとうございます。
ラム子さんに言葉をかけるはずが自分の話になってしまってごめんなさい。自分の時間も持てるように上手く介護と向き合わないとダメですね。

いづみさん、はじめまして。
いづみさんは私なんかよりもっと大変だったのですね。それなのに、お言葉をかけてくださってありがとうございます。
介護って終わりが見えないのが辛いですよね...いづみさんに比べればたいした事はないですが、本当になんで私ばかりがって思ってしまいます。
いづみさんもお身体に気をつけてくださいね。私もぼちぼち頑張ることにします!
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ayakoさん♪ (ラム子)
2018-02-06 18:30:32
大変失礼しました。
適当な返事をするのは、もよくないと
思いました。お許しください。

柴犬ママのayakoさんですね!
トルコでもayakoさん、たくさんいらっしゃるのです。

吐き出すことは大切ですよ。
ここでよかったら、言葉に出してくださいね。
こらからも、よろしくお願いします。
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Unknown (ayako)
2018-02-07 09:17:16
本当にありがとうございます。
こちらこそ、これからもたまに出没すると思いますのでよろしくお願いします。
ラム子さんのブログ楽しみにしてますから。
ラム子さんもお身体に気をつけてください。ケント君も!

柴犬ayako
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ayakoさん♪ (ラム子)
2018-02-07 19:10:19
ありがとうございます。
私は語彙力もないし、気の利いた言葉が
浮かびませんが、こちらに
コメントを下さる、いづみさんたちが
柴犬ayakoさんを勇気づけてくださいます。
ぜひ、出没してくださいませ。
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