トルコから石灰棚を眺めながら生活する日記

ラム子のロカンタ(日本食食堂)、
ゴールデンレトリバーとカンガル犬との日常を綴っていました。

冷血日本人

2010-08-05 18:41:07 | 日記
今日のパムッカレ

最近切れまくりです。
昨日のことなんですが、
ツーリストのオーストラリア人女性がやせ細った野良犬に
餌をあげていました。

その場所がうちの事務所なんですよ。
だから、私は
「あたなが餌を犬に与えることは構わないけれど、
あたながここであげるとこの犬は毎日うちに来るのよ。
あなたがいなくても餌があると
思ってね。昨晩はうちのベランダに来て、
ドックフードの袋を倒し、うちの犬の餌を食べちゃったのよ。
更にベランダはドックードで散らかされたの。
だから、ここでは止めて欲しい」
とお願いした。

オージー女「でも、こんなに痩せているじゃない。
       You must feed it!!」
      あなたが餌をあげるべきよ!!

はあ?YOU MUSTだと???何で私がやらなきゃいけないのよ。
多分、彼女はおデブのケントを見たからかな。
以前ジェシーという捨てられた犬に餌をあげていたら、
彼女は強度の男性恐怖症で、
うちに来ては男性旅行者に吠えまくり、おなかが空くと
夜中だろうと関係なく、悲鳴に近い耳障りな鳴き声をされたんで
私も気が狂いそうになり、
近所にも迷惑だったのでやめたのです。

野良犬は2頭だけじゃないのですから!!
それに私が何でその痩せた野良犬をこれから先10年以上も
面倒をみないといけないわけ?
うちにはデカイのが2頭もいるんだぞ!
ドックフードはトルコでは日本より高いんだから。
パムッカレ中の犬はパンには飽きていて
食べないわい。

カビの生えたパンを拾ってきて、喜んで食べているのは
ケントくらいだ

私がオージー女にそんなに可哀想なら
自分の国に連れて行けば?と言ってやった。

そしたら、彼女は
「出来ればそうしたいわ!」だって。

彼女のような、お花畑な人間は
是非、インドへ行っていただきたい。
インドの何万頭?といるガリガリの
ヨダレを垂らしている狂犬病の犬を
触って、「あー、かわいそう。誰か
餌をあげて~」「私が面倒をみてあげたいわ」
と、言えますかね?

彼女の気持ちはわかりますよ。
とても優しい人だと思いますよ。
それに比べて、私はなんて冷酷なんでしょう。

私だって可哀想だと思っています。
でも、どうしようもないんです。
私は旅行者ではなく、ここに住んでいるのです。
そして、近所の人ともトラブルなく
うまく平穏に暮らしたいのです。

だから、鳴き声がうるさいエフェスを義父母の家で
飼っているのです。

ケントは夜には家に入れます。
そして、ケントを避妊させたのも
ノーリードで飼っていますから、
不幸な野良犬を作らないことが
一番の私の願いだったのです。

とにかく、動物に対して、自己満足的愛情表現をする
ツーリストたまにいます。

以前には遺跡にいた子犬をかわいそうだからと
抱いて下山し、ペンションに持ち帰り、
ペンションの人にこの子を飼ってあげてと
言ったそうです。そこには既に2頭いたので、
断ったそうだけれど、そのツーリストはそのまま
子犬を放置して出発したそうです。



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