京都散策の続きで、真如堂から歩いて吉田山荘へ。
元東伏見宮家別邸だったこの瀟洒な建物は、現在は料理旅館となっていて、懐石料理などを楽しむことができる。
ちょうど食事を終えた午後だったので、ティータイムということで行ってみると、明治の洋館を思わせるような、応接間である泉ティーサロンに通され、抹茶やコーヒーなどの飲み物が、お菓子と達筆な筆遣いの和歌を添えたりっぱなセットで出てくる。
庭園も紅葉や緑が鮮やかで、何とも優雅なティータイムである。
紅葉の散策に疲れたところで、ゆったりした空気と館に癒されるひと時であった。