世界のトップパティシエが作る国際的な協会
「ルレ・デセール」の会長を務める
フレデリック・カッセル氏。
伊勢丹で行われる「サロン・デュ・ショコラ」には
初登場ということで、デモンストレーションでは
何をやってくれるのかと行ってみると、
もともとはデザイナーになりたかったというカッセル氏。
何とキャンバスにココアバターと色素で作った
「絵の具」で、今回のテーマであるオペラ座を描き始める。
ほとんど趣味の世界?と思わせるような
デモンストレーションだけれど、
出来上がった「作品」を見てみると、
なるほど、なかなか良い仕上がりで感心してしまう。
フランスでは、フォンテーヌブローに店とアトリエを構え、
日本国内では、ハイアットリージェンシー京都に
ショコラを提供しているフレデリック・カッセル。
デモンストレーションでは、グランマニエと合わせて
いただいたタブレットもダークで大人の味わいで
美味しく、ぜひ他のショコラも味わってみたいと思う。
ちなみに、同じ「ルレ・デセール」会員である、
サダハル・アオキ氏に言わせると、まるで
「学校の先生」のようで、他の会員とは違って??
珍しく真面目なショコラティエとのこと…。
今週はまだ日本で他のバレンタイン・イベントなどに
登場するようなので、もしどこかで
見かけることがあれば、ぜひその真偽のほども
確かめてみたいものである。