B級グルメマリアージュのクラス。
一回目は香りの強いエスニック料理とワインをどう合わせるのかがテーマ。
用意された料理は、中華にタイ料理、インド料理とどれもスパイスの効いた個性の強いものばかり。
これらの料理に合うかどうかを試したのが、泡1本、白1本、ロゼ1本、そして赤3本の6種類。
まず泡はアンリオのブラン・ド・ブラン。これは単体で十分すぎる美味しさで、残念ながら料理を引き立てるにはもったいなさ過ぎた。
白はアルザスのゲヴェルツ・トラミネール。これは程よい甘さが中華やタイ料理などによく合う。
ロゼは南仏のバンドール。フランスなどではさまざまなビストロ料理と合わせることが多いけれど、今回は合わせてみると少し渋味が増すようで、うーんいまいち。
赤は異色のピノ・ノワールとの組合せから。少し熟成感のある優しいタイプで、残念ながらスパイスの強さに負けてしまう感じ。
そしてやはりベストマリアージュだったのは、残りの赤2本。
南イタリアのプリミティーボは甘さがあって包み込むように料理の味が穏やかになる。
そしてローヌのジゴンダス。がっつり系でパワフルな味わいがぴったり。
これからも何度か行われるこのマリアージュクラス。思いもよらないマリアージュが発見できれば嬉しいのだけれど... 。