先日、古酒のクラスで飲んだバローロ&バルバレスコ。
70年から90年代まで全部で5種類のワインを
テイスティングしたけれど、やはり際立っていたのが
ガイヤのスケールの大きさ。
94年を2種類、バローロ・スペルスとバルバレスコを
飲んでみると、どちらもスケールの大きい、
そして何とまだ若い(?)印象で、これからの方が
ずっと楽しみなポテンシャルとボリューム。
他のクラシックな造り手のバローロは、
90年代ともなると、ドライフルーツやプラム、
枯れ葉などの熟成感があって飲み頃の雰囲気なので、
そんなバローロは、ぜひ今楽しんで、
どちらかというと90年代のガイヤは、
まだもう少し待った方が良いのかも。
いつになると良い熟成感が出てくるのか、
予想が難しいところがまた魅力的なのかもしれない。
彼の本を読んだり、話を聞いたりしていると
何だか彼自身がワインの性格となっているようで、
なかなか味わい深いガイヤのワイン達である。