甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

まったなし 2021

2021年07月19日 07時39分44秒 | スポーツいろいろ

 日曜の朝です。六時をまわりました。セミたちは朝からとても元気です。東海地区だけ梅雨明けしていないそうで、確かに昨日の夜も雨が降りました。でも今は、日差しもあるし、風も吹いているし、少しだけさわやかな感じです。窓を閉め切ってても汗もかかずに寝たような気がします。

 いよいよオリンピックが始まります。人々をこんなに不安にさせる大会があるなんて、貴族であるIOCの人たちにはわからないというか、あえて見ないふりをしているんだろうけど(あの人たちにも初めての経験ですか?)、

 「1ヶ月くらいは辛抱してね! 私たちのビジネスの期間だから、その間だけは少しは犠牲を払ってください。世界的なイベントなんだから。」と、言うんでしようね。あの人たち、四年分のお金をゲットしなくちゃいけないし、次なる商売につなげなきゃいけないしな……。



 ああ、書いてるだけで腹が立つけれど、そういう理屈でとうとう政府はオリンピックをやらされるそうです。政府のみなさんだって、それなりに危機感は持っているだろうけど、どうしたらいいのかわからないんだろうな。
 我慢して、忍耐して、自重して、安心安全を心掛けて、大人しくなってテレビを見てください
だなんて、言うのもはばかられるけど、建前として言わなくてはならない。

 あの人たちも辛いんだと思う。誰も止められなかったようです。戦国の英傑、幕末の志士、いろんな時代の英雄を連れてきても、これは仕方がなかったのだよ。すべては間が悪かった。コロナがいけなかったんだ。そういう悪条件にも耐えて、私たちはよく頑張って乗り切ったのだ、と言うんだろうな。


 もう開催地のみなさんがかわいそうです。うちの町だって、何かの競技のキャンプ地になっていて、たぶんいるはずなんだけど、カンヅメになってるから、いるというウワサだけです。選手たちもかわいそうで、みんなが犠牲になりながら、とりあえず自分の目標実現ために頑張っているようです。

 失敗したら、改めるのをはばかってはならない。すぐにコロッと改めなさい。というのが孔子先生の教えです。シンプルで分かりやすい。

 なのに、私たちはそれさえ守れない。2013年から、こんな風になる運命だったから、それを粛々と受け止めるだけなんですね。


 たくさんの人々が我慢した上にのっかって、大儲けしたり、ヒロシマで豪遊したりするとんでもないヤツらがいるのは腹立たしいけど、私には怒る気力さえ出てきません。

 いかんなあ。本当なら、もっと世の中の人に知られるべきとんでもない事実を明らかにして、どうしてそんな不条理なオリンピック貴族たちがいるのか、どうしてこういうヤツらを排除することができないのか、オリンピックというものを見直すべきではないのか、いろんな議論があってもいいはずです。

 サッカーのワールドカップも怪しいもんだけど、でも、利権のからむ貴族たちは目につきません。上手に隠れているし、何万人の選手たちを丸抱えすることがなくて、みんなが分散しながら大会をつなげていくので、各地のいろんな取り組みが一つにつながっていくのがわかるし、そこがいいところです。

 オリンピックは………、もういいですね。とにかく、見ないようにします。サッカーと野球だけは見るかな。



 相撲のことを書きたかったんです。だから、朝から白鵬関を描いたつもりです。白鵬さんも、久しぶりの全勝優勝をめざして、必死になって戦うでしょう。もうここまでくれば、そうなってもいいし、照ノ富士が勝って、ふたたび横綱が二人の番付ができていいと思っています。

 結果はどっちだっていい。二人には頑張ってもらいたいし、観客はみんなキラキラした目で見ることでしょう。もう、こうなれば、ケガしないでもらいたい。何か、二人とも強いんだけど、ケガしそうで、それが怖いんです。

 そして、ふと思いました。

 私たちが小さい頃に見ていた相撲は、もっと土俵際がハラハラするもので、うっちゃりがあったり、勇み足があったり、粘り腰というものを見せてもらう機会が多かった。

 それで昔はおもしろかった。今の相撲はあっけなく決まってしまう。というのはよく言われますし、当たったと思うとすぐに引いて、相手をつんのめらしたりする、そういう取り組みはあります。

 それは、みんなが大きくなっていて、ぶつかる力も大きいから、それを交わす展開も起きるんでしょう。だから、あっけない取り組みが生まれてきます。そして、みんな大型化しているから、足腰がもろくなってたりする。それだけ大きな体重を支えなきゃいけないから、ケガしやすいんです。

 照ノ富士も、白鵬もケガを抱えてやっている。永遠にトップであり続けることができない世界にいる人たち、あとしばらくしたら、決着はつくけれど、ケガしないでもらいたい、それを祈りたいと思います。

 昔の相撲は、こども相撲みたいで、肉弾になって土俵際でせめぎ合いました。そうか、自分たちのやる相撲と同じような感覚で見られたんですね。今は、特別な技能を持った人たちの、瞬間的な駆け引きだけを見ているのか、そうなってるんですね。



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