風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

楽書き雑記「画家志望の登竜門『佐藤太清賞公募美術展』の名古屋巡回展へ」

 

 

京都府福知山市が、同市の生んだ日本画家で文化勲章を受けた佐藤太清(さとうたいせい 1913~2004年)の功績を称え、佐藤の信念だった若い後進の画家たちを育てようと設けている「第17回佐藤太清賞公募美術展」の名古屋巡回展を、名古屋市民ギャラリー矢田で見てきました。名古屋展は3月11日(日)まで。

作品は絵画部門と日本画部門の2部門。両者に応募資格の年齢制限に多少差はあるものの、いずれも若い年齢です。
だから大半は全国から寄せられた高校や大学・大学院生の作品ですが、画壇を目指す登竜門とあって、新鮮な表現力・創造力を思い切りぶつけた入選・特選作品を楽しむことができました。

 

入選・特選作品は福知山市内の佐藤太清記念美術館など2カ所のほか、横浜や東京、名古屋、京都を巡回します。詳しいことは分かりませんが、地方自治体が催す公募展でこれほど各地を回って作品展を開くのは珍しいでしょう。街おこしや観光客誘致などの狙いもあるにせよ、素晴らしい文化事業だと思いました。

掲載した写真は特選作品のうち、佐藤太清賞を受けた作品です。


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