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風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「姉妹のようなチロリアンランプとフクシア」

2022-04-29 08:06:54 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋市農業センターの温室で、姉妹のようなよく似た2つの花が咲いています。
「チロリアンランプ」と「フクシア」。どちらも半つる性で、下向きに咲き、おしゃれな印象です。

チロリアンランプは南米原産。名前の通り、小さな提灯がいくつも垂れている感じです。和名は「浮釣木」です。
フクシアの和名も「釣鐘草」。姿や色、形から「貴婦人のイヤリング」とも呼ばれるとか。
説明プレートによると、南米のアンデス山脈のような夏でも涼しい高地が原産なので、蒸し暑い名古屋では4~5月が最適。6月になると株が弱ってくるそうです。

チロリアンランプ

フクシア

 

 


楽描き水彩画「名古屋の佐藤英機さん、個展を再開」

2022-04-27 07:07:29 | 日記・エッセイ・コラム

コロナのため、空き室が目立っていた名古屋・栄の市民ギャリーも、展示会が増えてきました。絵仲間のひとり、緑区の佐藤英機さん(80)の第18回水彩画展が26日開幕、早速拝見してきました。

2001年、勤め仕事を定年になった佐藤さんは、定年後の趣味として、旅と子どものころから好きだった絵を水彩画で描くことを選択。区民美術展や公募展への応募とともに、年に1度の個展開催を目標に、全国各地へ出かけ、絵筆をとり続けています。

ほぼ独学ながら受賞を重ね、公募団体の会員にもなりました。
個展はこの2年間、コロナのために中止を余儀なくされましたが、佐藤さんの絵に対する情熱はさらに進化していることを、しばらく前に別の会場であった公募展での作品を見て感じたものです。

「四季を描く」をサブテーマにした今回の作品は、8号サイズを中心に50号の大作も含めて約35点。
春夏秋冬の自然や寺社などを描いています。中には「テレビ番組から」の注釈をつけたのもありますが、佐藤さん自身の描き方で絵にしています。光と影を生かした巧みな描写にも引きこまれます。
展覧会は5月1日(日)まで。

※私の力量不足ため、掲載した絵に会場や撮影者の姿などが写り込んだのもあります。申し訳ありません。





 


楽書き雑記「この時期この花壇=庄内緑地公園広場」

2022-04-25 07:25:25 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋の庄内緑地公園の芝生広場にある「スポンサー花壇」です。カリヨン風の花壇が、パンジーやビオラ中心に咲き誇る草花で彩られています。

名古屋市では、企業や団体が公園や街路沿いにある花壇の花や肥料の購入、植え付け作業などに参加するスポンサー制度を設けており、庄内緑地公園のこの花壇のスポンサーは、社会奉仕団体の名古屋本丸ライオンズクラブです。

 

 


楽書き雑記「庭のコデマリとセッコク」

2022-04-23 06:42:54 | 日記・エッセイ・コラム



庭のコデマリとセッコクが、先日まで咲いていたユキヤナギに代わって春の主役になりました。
何本の伸びた細い枝に、小さな花をピンポン玉のように咲かせ、花のかたまりを並べるコデマリ。花後に剪定が必要ですが、うっかりして夏が過ぎても、かなり強めの剪定をしても、このように咲いてくれる頼もしいやつです。

白に淡いピンクが入ったセッコクは、木の棒を組み合わせた手作りの鉢に植え、吊るしてあります。いつもは盛り上がるように咲くのですが、玉肥をやりすぎたのか、今年は花茎が伸びて何本かが枝垂れ状態になってしまいました。

 


楽書き雑記「モッコウバラ=名古屋・庄内緑地公園」

2022-04-21 07:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋の庄内緑地公園の事務所棟・グリーンプラザの柱を巻くように咲く、八重咲の淡い黄色の花「モッコウバラ」。バラの仲間ですが、刺はなく、病害虫にも強いそうです。

庄内緑地公園は、バラ園が自慢の公園です。バラ園を覗いてみると、20日現在の状況は数輪が咲いているだけ。まだしばらくかかりそうです。

 

バラ園はまだこんな状況です

 

 


楽書き雑記「今年も満開=庭のツルニチニチソウ」

2022-04-17 07:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

庭に陣取っているツルニチニチソウの花が満開模様になりました。
寒暖に強く、樹木の下や塀の陰でも平気。毎年刈り込んでも、いつの間にか伸び、青紫の花を咲かせます。肥料の心配もありません。派手さはなくても、半日陰の多い我が家の庭ではもってこいの花です。

でも、伸びるに任せていたところ、数年前にはエアコンの室外機の中へ入り込んでいるのに気づき、あわてて取り除いたものでした。また、ツルニチニチソウには毒性があり、ペットらのためにも要注意だそうです。

 

 

 


楽描き水彩画「教室のスケッチ取材で豊川稲荷へ」

2022-04-15 07:00:00 | アート・文化

水彩画教室のスケッチ取材で、「狐を祀った寺」で知られる豊川市の豊川稲荷(豊川妙厳寺)へ出かけてきました。
教室の幹事役を離れ、新年度初めての日帰り取材旅行。コースを歩くスケジュールや昼食の時間、場所、会員の動きなどに気を配ることもなく、心地よい一日でした。

名鉄豊川稲荷駅で下車、門前町を歩きます。
いなり寿司、うなぎなどのレストラン、土産物店・・・。店先に並ぶキツネの人形や大きな街路灯などに目を引かれ、カメラを構えました。

樹齢千有余年、厚さ15㌢ものケヤキの1枚板で造られた総門をくぐり、豊川稲荷の境内へ。
本殿、宝雲殿、最祥殿などを回ります。広大な境内にある歴史を重ねた宝塔や伽藍は、約90棟もあるそうです。奉納された千本幟と狐像が並ぶ杉林を抜けて霊狐塚へ。1000体もの狐像が祀られた光景に圧倒されます。
どう描けばいいだろう。
そんなことを考えながら総門を出て、でっかい油揚げがのったきしめんと、いなりずしのセットで昼食をとりました。

 

 


楽書き雑記「光る半日陰派のヤマブキとシャガ」

2022-04-13 07:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

久しぶりに名古屋市農業センターに立ち寄ると、モクレンなどの花木はすっかり緑に変わり、雑木林で黄色いヤマブキと白いシャガが花期を迎えていました。

どちらも半日陰派。それに、とにかく丈夫です。
高木の下を照らすように、こんもりと黄金色のヤマブキ。病害虫の心配もなく、地中から新しい細い枝を次々に出して領域を広げます。花言葉は誰もが連想する金運だそうです。

シャガも「日なんか当たらなくて結構」とばかり、木陰に光る白い花。存在感十分です。こちらも地下茎を伸ばして群落をつくります。花言葉の1つは反抗とか。

 

 


(楽書き雑記「この時期この花壇=名城公園の風車と丘の花壇」)

2022-04-11 08:23:41 | 日記・エッセイ・コラム

前回に続き名古屋・名城公園の花壇のうち、オランダ風車と小高い丘にある花壇です。

オランダ風車は1988年、鶴舞公園の要としてフラワープラザが会館したのを記念して設置されました。風車の前には小さなせせらぎと花壇があり、オランダの国花でもあるチューリップなどを楽しませてくれます。

広場の丘はカタツムリ形。螺旋形にさまざまな色のパンジーを中心に植えてあります。
ちょうど、10人ほどの人たちが作業中でした。「少しでも、花壇が美しく見えるように」。勢いよく伸びる雑草や、花期を終えて汚れが目立つ花がらを取り除いています。何袋もがいっぱいになっています。

バラなど一部の木花でも花がら除去作業が行われますが、草花はより大変でしょう。「ああ、こんな作業もされているなんて、初めて見たわ」。女性グルーブの声が聞こえました。

 

 


楽書き雑記「この時期この花壇=名城公園のフラワープラザ周辺」」

2022-04-10 07:58:16 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋の公園では、草花の豊かさでは名古屋城に隣接する名城公園がダントツでしょう。

大小、姿、形さまざまな花壇が、幾つあるのか分からないほど。
その1つひとつに、パンジーやビオラ、チューリップ、ムラサキハナナ、ワスレナグサ、クリサンセマム、アルメリアなど、色とりどりの春の花々が盛りつけたように咲き、春本番の華やかさを演出しています。
まずは、正門そばのフラワープラザ周辺の花壇です。

 

 


楽書き雑記「梅園の花後を飾るハナニラとムスカリ」

2022-04-08 08:25:37 | 日記・エッセイ・コラム



名古屋市農業センターのしだれ梅園で、花が散ったあとが「雑草」と呼ばれる花々も含めた花園になっています。
タンポポ、オドリコソウ、ハナニラ、ムスカリ・・・。ツクシも頭を出しました。中でも、球根で放りっぱなしでも育つハナニラとムスカリは、年ごとに増えて楽しませてくれます。

中南米原産で明治期に渡来し、淡い青や白い星形の可愛い花を咲かせるハナニラ。花は光に反応して咲き、夜間や曇天、雨天の時は閉じたままですが、晴れた日にはしだれ梅の木の周りに、花のじゅうたんを広げています。

ムスカリの花は青、紫、白、ピンクなどがありますが、ここでは青が中心。10㌢ほどの草丈に、小花がツクシのような形に咲いています。

【ハナニラ】


【ムスカリ】

 

 


楽書き雑記・この時期この花壇「花を盛ったベッドのような立体花壇=名古屋・鶴舞公園」

2022-04-06 07:24:14 | 日記・エッセイ・コラム



高齢者や車椅子の人、赤ちゃんを抱っこしているママも、咲き誇る草花たちを頬ずりするように鑑賞できる――。名古屋・鶴舞公園の緑化センターの庭にある、ベッドやテーブルのような形をした立体的な花壇です。

「レイズド フラワーベッド」(立ち上がり花壇)。
木製で約180㌢×約120㌢の長方形。高さは90㌢ほどでしょうか。2台あって、どちらにも何種類もの季節の花が、盛り付けられたように咲いています。上からだけでなく、斜めから、下から、触れ、香りをかいで愛でることができます。

もうひとつ嬉しいこと。植えてある花々の名前が写真入りで紹介されていることです。

 

 


楽書き雑記「リキュウバイ」

2022-04-04 07:28:05 | 日記・エッセイ・コラム

鶴舞公園にある緑化センター前の庭では、ソメイヨシノからバトンを受けたように、2本のリキュウバイ(利休梅)が満開に向かっています。

名前に梅の字があるものの、バラ科ヤナギザクラ属。また、千利休が茶室に生けたようにも連想されますが、この花が原産地の中国から渡来したのは明治末期とか。直接には関係なさそうです。

とはいっても、真っ白で清楚な花に惹かれます。花言葉は「控えめな美しさ」と「気品」。同感です。

 

 


楽書き雑記「ボケの花も真っ盛り」

2022-04-02 07:19:58 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋の鶴舞公園にある緑化センターの庭では、満開のサクラとは別にボケの花が真っ盛りです。

ボケは中国から平安初期以前に渡来したとされ、果実が瓜(うり)に似ていることから、木に生る瓜(木瓜=ぼけ)と呼ばれたのが名前の起因とか。大正時代に園芸種としてブームになり、現在では200種以上もあると言われています。

花の色は白、赤、ピンク、紅白混合など。緑化センターでも、これらの色の花が日差しに輝いています。花言葉は「妖精の輝き」だそうです。