弓道修行日記

このブログに、弓道修行する中で、学んだこと、考えたこと、試行したこと等を書き残し弓道修行の友とする。

枝野氏の「冷静に対応を」とは、放射線を冷静に判断し早期に対応をということ?

2011-03-26 | 意見発表

官房副長官 冷静な対応呼びかけ

福山官房副長官は、20日放送されたNHKの「日曜討論」で、暫定基準値を超える放射線量が検出された福島県内の原乳と茨城県内のほうれんそうについて、「現状では健康に被害がない」と述べ、改めて冷静な対応を呼びかけました。

農作物に冷静な対応を、規制値には余裕…枝野氏

2011年3月26日18時14分  読売新聞)

 枝野官房長官は26日の記者会見で、東京電力福島第一原子力発電所事故の影響により食品衛生法の暫定規制値を上回る放射性物質が検出される農作物が増えていることについて、国民に冷静な対応を呼びかけた。

 枝野氏は「(暫定)規制値は、これを超えた物を飲食しても、健康被害が将来にわたっても生じる可能性のない余裕を持った数値だ。長期にわたって摂取されないよう、非常に安全性を考慮して出荷規制等の措置を取っている」と改めて説明した。


この冷静な対応と言うことはどういうことを言っているのでしょう。国民が何か慌てているのでしょうか。

韓国大統領 拡散のおそれない

福島第一原子力発電所の事故を巡って、韓国のイ・ミョンバク大統領は、21日、放射性物質が韓国まで拡散するおそれはないとして、国民に冷静な対応を求めました。」

韓国の大統領が言うのは分かります。全然関係ないよと言っているので、国民は安心するでしょう。が・・・菅さんや枝野さんが言ったら裏があると考え、逆の行動を取ることを考えます。慌てなくればいけないと言うことなのではないでしょうか。

「冷静に対応」とはどういう事か検索しましたら出てきました。

レポート担当 : ケンミレ株式情報 森田 謙一のブログです。

「政府と専門家の放射能報道で「直に影響はない」「冷静に対応」
という意味は、本当はどういう意味なのか。

私の知人は放射能の専門家です。名前は武田邦彦といいまして、5年間ケンミレの顧問をしてくれました。

彼は世の中の常識と逆のこと、真実を言い続けていますので、アカデミックな世界では異端者のような扱いを受けているように感じられます。つまり、日本の大人は「本当のこと」を言わないものなのですが、彼は常に本当のことを言い続けますので、政府や学会にとっては困った人ということになります。

言い換えますと「しがらみ」がないので、彼は本当のことを言えるともいえます。従って、今回、私は「彼が何を言うか」は十分知るに値することだと思います。

その彼が今回、とても分かりやすく「直に影響はない」「冷静に対応」という意味を解説していますので、みんなに知ってもらいたいと思って彼のブログhttp://takedanet.com/を参考にレポートしました。

■「直ちに影響はない」の本当の意味は

直に(ただちに)の意味は、時間をおかずにという意味です。政府が言っているのは、

1.1時間だけそこにいれば一般人の基準値の10分の1以下だから、この数値だけでは影響がない。しかし、その家に1日いれば基準値を超えるが、それでも直ちに影響はない。何故ならば、放射能汚染は時間が掛かって影響が出るものであり、直ちに影響が出るとすれば、それは大量の放射能を一気に浴びたときです。

2.「直ちに影響はない」とは今日とか明日には影響が出ないという意味で、長い期間、住み続ければ影響が出るかもしれないということは、言っていない。

つまり、1時間あたりの強さは余り意味がなく、そこに住んでいる人に対しての影響についての情報でなければ意味はないと思います。

■「冷静に対応を」の本当の意味は

「冷静に対応」「決してパニックにはならないように」と政府や専門家が言っています。
たとえば、10マイクロシーベルトとの発表があったときは、直ちに影響はないが、10日間、そこにいると規制値を大きく超えるので、私の家族は避難したほうが良いと考えられれば、冷静な対応をしたことになります。

直ちに影響はないと考えて、20日間、家にいて家族に影響が出たとき、「あの時、冷静に対応といったじゃないか」と官僚に怒鳴り込むと、官僚は落ち着いて「ええ、冷静に対応するとは、放射線の量をお考えになって、規制値を超えるまでに移動することですよ」というかもしれません。

つまり、直ちに影響はないので冷静に対応という意味と、「規制値を自分で計算して、法律の値に基づいて考えたほうがよい」というのは、官僚にとっては同じ意味になるのだということです。

それを言っているのは官僚ではなく、官房長官だったり、テレビの専門家だったりします
政府が苦しい言い訳をして、専門家が追従しているのは、予想外の事故が起こり、普段では決してあってはいけないほどの放射線が東北南、関東北を汚染したので、その対応ができないからです。

対応ができないことと健康とは無関係ですから、もう少し誠意のある、わかりやすい表現を使って欲しいものです

これが武田邦彦さんのブログです.とても参考になると思いますので、時間があれば彼のプログを覗いてみてください。

▼武田邦彦さんのブログ
http://takedanet.com/ 」と言うのがありました。

武田邦彦さんとは「たかじんの何でも言って委員会」に出てくる中京大の先生ではありませんか。

冷静な対応とは「放射線の数値を冷静に考えて判断して退避べきですよ」と言っていると言うことです。

管首相の「予断を許さない」と言う言葉も。どうなるか分からないと言っているのでこれに冷静な対応をすると、早く退避しなさいと言っているのです。

消防官が「津波が来る、早期に退避せよ」と何度も繰り返し死者を出さなかったという地区があったと報道があったが、これを「津波は予断を許さない。冷静な対応をお願いします」と言われたら、どれだけの人が退避したでしょうか。政治家の言葉は官僚言葉でなく、分かりやすく指示を出すべきです。

民主党は政治指導ではなかったのですか?官僚言葉で言葉を逃げ言葉を使っていますよ。



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