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弓道修行日記

このブログに、弓道修行する中で、学んだこと、考えたこと、試行したこと等を書き残し弓道修行の友とする。

弓道修行日記―自師賢覚の教えー我は一番の師である

2009-03-01 | Weblog
 本多利時先生の尾州竹林派の「中学集講義(二)」の中に自師賢覚という言葉があります。この説明に「射は始め良師に就いて正しい射法(射の順序、筋骨の活用、力の入れ方、技術の修得等)を教はる事が必要でありますが、真の身心統一の境地を味得して真の自己の射となし、自己を発揮するには宜しく平静に真摯に自分が一人で行射しながらも亦自己で批判して行くことが必要であります。これこそ真理と理想と体験と一致した時の悟り . . . 本文を読む

弓道修行日記―自然の離れー花開の離れ

2009-03-01 | Weblog
弓道修行日記―離れは花開に似たり2009-02-28 15:29:43  「残身は開花に似たり」とは宇野先生はおっしゃった言葉ですが、残身は開いた花に似たように、一杯に開いて、凛とした姿であれと教えられていると思います。これから考えると、離れというものはつぼみが開いていくようなものでなくてはならないと言えるのです。ということは宇野先生流に言うと「離れは花開に似たり」(蕾が開いて、花が開くような離れ . . . 本文を読む

弓道修行日記―気迫の射について

2009-02-27 | Weblog
1.気迫の射が大切といわれています。   気合いがある、気迫が出ている。気張っている。そう言う射は見ていて分かるものです。書道でも単にきれいに書いたらそれはきれいというだけです。良い作品には気が感じられるのです。ゴッホの絵にも気がある。真善美と言うのが芸術の最高の目標と言うことですが、ここにもう一つ「気」を加える必要があると考えます。「真・善・美・気」を追求するものだと考えます。弓道も真・善・美・ . . . 本文を読む

気迫の射、余韻のある凛とした残身

2009-02-23 | Weblog
 ある方が自分の射はどうだったかを先生に質問しました。先生はは青菜に塩をかけたような射だった、と講評していました。 青菜に塩をかけるとどうなるか、しなだれて精気はは無くぱりっとしていないでしょう。そのような射であったというこのようです。 畑にある青菜のような射を目指す為にはどうしたらよいか、そこを考えるとき、その青菜は根から水分を吸い上げそれを隅々まで行き渡らせ、ぱりっとしているのでです。この自然 . . . 本文を読む

私の「弓道の定義」ー弓道は「生きる力」を養う

2009-02-18 | Weblog
 今日、ブログの編集画面の下に辞書検索欄があるので、そこをクリックして礼記と入れたら検索の結果の画面が出てきました。 「礼記射義・射法訓が教えるもの ― 日本の弓道を学ぶ手引き - 春 の 巻 (初級編)松井 巌 教士 6段(全部で3編あるようです) 勉強になりそうなので取りあえず「お気に入り」に入れて後から読むことにしました。 松井先生はこの中で「弓道」の説明をされていますが、一言で言って弓道 . . . 本文を読む

行射のイメージー2

2009-02-17 | Weblog
2009.2.17  前稿の行射のイメージで練習ー水圧の原始体形を考えるー 風船人形で空気を入れて張るイメージを考えていたが、消防車のホースの方が強く張れる感じがした。空気圧より水圧の方が強く張れるので水圧による張りを考える事にした。 弓構えから会までをすべてい123,456,789での間合いで動作(引分け都会は10まで)をして、基本的には123では腰を入れ上に伸びる。456では背を入れ下筋をはる . . . 本文を読む

行射のイメージ

2009-02-15 | Weblog
行射の一試案  弓道八節で、足踏みをした後の行射の射は、最終形が星の形で凸レンズのように腹を出し八方向に反って張っている感じと考えます。こういう形のゴム風船で出来た人形があると考えるのです。これを原始体形と言うことにします。  足踏みは両足と腹(丹田)で出来る三角形をしっかり、形づくり、足は地軸を貫くように踏み、ひかかみは伸ばし、腰を入れやや前傾に、腹を出し頭は天を突く(天に沖す)感で張る。こ . . . 本文を読む

弓道修行日記

2009-02-14 | Weblog
1.会が持てない  先生から指導を定期的に受けています。昨日はその稽古日でしたが、会が持てませんでした。会に入ったら「早く離せ」というような悪魔の声みたいなものがして離させられるのです。会がない射は弓道ではないと考え、6秒は持ちたいと考えて練習しています。自分の道場で練習している時は持てるのですが先生の前や射会では持てないのです。昨日ある人が「一人練習にならないように注意している」といっていました . . . 本文を読む