またも携帯小説文庫に手を伸ばしてしまったが、物語に波乱は付き物で巧く織り込まれていた。ほんの少しだけ、夜の営みのシーンもあったりと富んだ色を見せていた。
主人公の名前が、雫、と言うので、有名アニメイション映画作品に深夜アニメイション作品をおもいだしてしまうのだが、偶然の産物だろうか?
恋愛物語を幾つか読んでいくと、運命の相手は必ず居るんだなと言う想いが自然に生まれてしまうがリアルは巧くいかないもので、涙と言う感じ。
この作品の彼氏役となるキャラクターの、主人公を必ず自分のモノにしたいと言う意思が込められていたが、その想いが叶ったのは良いなと思う。
他方で主人公と主要キャラクターを絵にしたシーンも見てみたいなと思いながた、こう言う恋模様もありか、と思えた作品であった。最後がハッピーエンドでほっとしたところもあり、出会えて良かった事は恋物語であった。