急行特急TH「はい、臨時番組、第4パートです。通常と何が違うって、それは、本人が喋ってるだけではないか、ですが、そうなんですが、これがまた――と言う話は、しつこい。何かこうおんなじ話って、時に、勿論、時にですが、何か快感なんですよね。話芸と言う世界、落語、なんでしょうか?こう話の筋があって、ああなってこうなる、というのが幾つも形を変えてあるものと思っています。その幾つもを、何回も異なる違う場所でやっていくうちに、一巡して、味が出たり、話者の独自の雰囲気を作り出して、聴き手が、ををっ!と思うわけですが、そこまでなるのに、一体、どれだけかかるの?と言うのは、内緒です。次の曲ですが、私が10代の頃に気に入った、恋愛アニメーション物語『水色時代』で使われました、1996年の米屋純の曲、『水色時代』です」
急行特急TH「この曲もお馴染みですが、恋も友情も衝撃あり、と言う、色とりどりさ、が、物語の良い緩急だったな、と思いますが、主人公の恋人、長沼博士は、見本のような好少年だったな、と思います」