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月明かり美しい夜。
そんな夜には、ファンのシンガー篠原美也子のセカンドアルバム『満たされた月』
。リリースから20年が今年で経過することになる。
「窓の向こうぼんやりと浮かぶ今夜は満月。ひるんだりしませんか?」とそのアルバム収録曲『満月』。沢山の人から見上げられている気分はどんななのだろうか?明日にはかけていく、一瞬の時。
「月がきれいだから、とてもきれいだから、声が聞きたくてと笑う。足元にからまる電話線の彼方。どんなため息を隠してあなたは?」(同アルバム収録曲『恋人じゃなくても』より引用)。こんな夜だから、切ないバラード曲もありかなと想う。電気もつけず一度無くした恋を取り戻したい、で、元彼や元彼女に電話したりしたら、どうなるのだろうか。あり得ない話ではあるが。
穏やかさの中にある悲しみの刹那。
混じりあって、どんな気持ちになる?
月夜の歌い手のような存在でもあるファンのシンガー。
今夜の空を彼女が見つめたその時、何を感じ、何を想い、何を想い描くのだろうか?