因果が応報する、のであるなら、この話もまた応報するのであろう。
溢れてくる想い。今、私の中から溢れてくる想いは憎しみでしかない。
美辞麗句、きれいごとそして井の中の蛙状態な自分への応酬に恐怖を覚えつつも苛立ちは隠せずで。
お前の所為で面倒になる、と歌われた歌を思い出す。今の私は、そんな、お前の所為で面倒になると言われる口だが、そうであるなら、私もつきつけたい。お前らの所為で苛立ちが始まる。悪いのは私ばかりじゃないはずだ。お前にだって、非はあるだろう。その憎らしい面構えに拳を食らわしてやりたい。たとえそれが、手前勝手で憎しみが憎しみを生まないと知っていても。