司法書士より書類が届きまして。。
田舎の幸子さん(仮名)の旦那さんが亡くなりいろいろと田畑の名義の確認をしていたそうです。
今まで亡き旦那さん、その両親と共に耕し税金を納めていた田畑がなんと何代か前のご先祖様名義のままだったそうです。
慌てた幸子さん、さっそく司法書士に相談したところ裁判をして名義人変更の手続きをしなければならなくなったとか。。
さかのぼること、そのご先祖様の相続人が40人余り。ワタシもその一人です
同じ町内に住む幸子さんと姉は面識があるけどつながりは解らなかったと。何代か前は親戚かもしれないけどもはや赤の他人です。
幸子さん側の司法書士からの丁寧な手紙には「時効取得による所有権移転裁判の手続きをします。裁判所から出頭要請、答弁書提出要請の手紙が届くけど出頭の必要なく答弁書も提出しないようにお願いします。それでやまぶきさんが不利益になることはない。便宜上やまぶき被告と書かれていますが裁判上の相手という意味です」とまぁざっくりですがこのような内容です。
姉は幸子さんに「面倒かけてすみません」と言われたそうです。
しかし幸子さん大変だわぁ。。司法書士に支払う手数料ってどんだけかかるかしら??
ど田舎の畑ですので土地の価値はしれてます
しかし40人余りの相続人の住所調べて書類を送り大変な仕事です。40人の中にワタシが会ったこともない人もいると思う。
昔は名義変更なんて多少いい加減だったかもしれない。けど今の時代はしっかり法的にしっかり手続きしないと子孫が大変。
今更地になっている実家の事です。
広い敷地に伯父家族と実家が建っておりました。伯父家族とは仲が良く従姉とはまるで姉妹の様に育ちました。仲の良さは今でも続いてます。
それでも伯父と父が後々もめないように二つの家の境界線沿いにしるしを付けた、と聞いた事があります。その時は「ふ~ん」と聞き流していましたがちゃんと考えてくれていたのね・・
姉とは「私たち被告になっちゃったね」などとお気楽なもんですが幸子さん「早く何事もなく終わりますように・・」と祈っているのだろうな~。お気の毒です。
ご先祖様はしっかり手続きしてくれてないと困りますね~