ぎゃぁ～～っ！！

こんにちわん♪キャラです


アタシはね～
お散歩の時、いっつもニオイを嗅ぎながら歩くの


クンクンクン


今日も元気だ 下向いて歩こぉ～
クンクンクン


イケメンのニオイはしないかなぁ～
クンクンクン


そして。
アタシが気になるニオイを見つけた、あの時。


〔カイヌシ〕「キャ～ラぁ～
その鼻先・数cmにある茶色いの、まさか
誰かの出し逃げウンＰじゃないだろうねぇ？」


って言った、その瞬間
カイヌシが凍り付いたのよね～

〔カイヌシ〕「ぎゃぁ～～っ！！」

ん？
どしたの、カイヌシ？



〔カイヌシ〕「ケ・・・！」

け？



〔カイヌシ〕「ケぇ・・・！！」

けぇ？



〔カイヌシ〕「けぇ～むぅ～しぃ～～～っ！！！」

けぇむぅしぃ？





　　　　　





〔カイヌシ〕「キャラ、危ないっ！毛虫だよっ！！」
と言うが早いか、グイッとリードをメチャ強く引かれたアタシ
あ～、ビックリした

〔カイヌシ〕「ビックリしたのはこっちだよ」


家に帰ってからもブツクサ文句言われちゃった

〔カイヌシ〕「なんとも無かったから良かったけど。」

別に、毛虫のニオイを嗅ごうとしたつもりはないんだけどな…
偶然、そこに毛虫が居ただけだよ

〔カイヌシ〕「それにしても、毒があるかもしれないんだから
ぜったいに近寄らないの！頼むよ！」


へぃへぃ。分かりやした、っと

でも、今まで黒地に赤い点々の毛虫とか
鮮やかな黄緑色の毛虫とかは見たことあるんだけど、
あんな茶色いの、初めてみたなぁ～
〔カイヌシ〕「あぁ、もう、毛虫の姿なんて思い出したくもない・・・ブツブツ・・・」



　　　　　　　　　



あの毛虫のおかげでカイヌシってばビビッちゃって、
この１週間ぐらい、夜の散歩時間が早くなったの
アタシがニオイ・クンクンするのを見張るために
なるべく暗くなる前にお散歩に行くんだって

だから、今までは晩ごはん食べてからのお散歩だったけど、
最近はカイヌシが仕事から帰ると、まずはお散歩
※まぁ、カイヌシの性格からして、しばらくしたら
　また暗い時間の散歩に戻ると予測してるんだけどぉ～

でもさ。自分は駅から家に向かう間に

こ～んな夕陽を眺めてくるらしい

ずる～い
アタシのお散歩は、この夕陽が沈んだ後でしょ
〔カイヌシ〕「へへへ、仕方ないじゃ～ん
これでも早くキャラの顔を見ようと思って
急いで帰って来てるんだよ～」