葛葉のもっと音楽を聞こおー☆

もっと色々聞いて下さいな (´・ω・`) ノ

高木さん

2010-05-27 10:24:37 | Weblog
最近通勤時によく聞く1枚。
Takagi Et Kako Quartet「Jazz ・ Maison De Japon, Paris」
高木元輝+加古 隆「パリ日本館コンサート」


高木元輝 (ts, ss)
加古 隆 (p)
ケント・カーター (b, cello)
ロン・ピットナー (perc)
いつも理不尽に思う。
こんなに凄い人が既にこの世に居ない事、手の届かない場所に居る事、そして知る為の音源が少ない事。
このアルバムでは高木さんの壮絶なテナーを聞ける。
凄まじいエネルギーとイマジネーションが入り乱れながらも、美しいラインも聞かせてくれる。
このアルバムゎ70年代中期に録音された名盤で、日本free jazzの再発シリーズの1枚としてCD化され、気軽に聞ける様になりました。
しかし廃盤状態で手にするのもなかなか困難になってきました。
いつでも聞ける、いつでも買える、そんな環境ゎ何時来るんですかね・・・
高木さんの叫ぶテナーは例えは悪いけど馬鹿でもわかる凄さが有る。
勿論それだけじゃない。
聞くたびに引き込まれる高木さんのトーンにしびれます。
なんだかMATS GUSTAFSSONのノリも近く感じます。
MATS自身兎に角世界中のFREE LPを買いまくってるコレクターなのと、彼も高木さんのLPをコレクションしているんで、研究しているんでしょうね。
このアルバムを聴いてて油断が出来ない緊張状態も有るけども、圧倒的なエネルギーに翻弄されっぱなしで、若干加古隆のピアノに耳が向きません ^^;
KENT CARTERも同様です;
しかしこのアルバム、本当に良いです。