厚労省はかかりつけ医に電話相談する態勢に変える様に都道府県に通知したそうです。かかりつけ医がPCR検査するか、PCR検査出来る医療機関を紹介する制度にするそうです。なるほど、これで今春より改善する訳かと思われるでしょう。しかしインフルエンザは3~4カ月で1千万人が罹患し、死亡者1万人です。新型コロナの感染者(PCR陽性者)は年14万人、死亡者年2.5千人のペースです。インフルエンザ抗原簡易検査は毎シーズンに3千万人は下らないでしょう。「やや本格的に発熱した」インフルエンザシーズンの患者は、一般医療機関の外来で、「鼻水を3千万人採取」するのです。別に問題無さそうに見えますが、厚労省の出鱈目です。左方優先の交通法規が有るので、全国の信号機が止まっても問題無いと言って居るくらいの暴論です。「やや本格的な発熱」には新型コロナ感染症も含まれます。事実上「一般医療機関の外来で、無防備のまま新型コロナ患者から検体を採れ」と言って居るに等しいのです。正に「素人行政」「無責任行政」です。これが半年もかけて熟考した結果なのでしょうか(私説)。