やさしい芸術論

冬が来たなら、春はそう遠くない

「蜂と神さま」 

2024年08月24日 | 金子みすゞ

ぼくは詩が好きです。

でも難しい詩や、長い詩はよく分かりません。

簡単な言葉で構成された誰でも理解できるような

そんな詩が好きです。

 

今回は金子みすゞさんの詩をここに記したいと思います。

 

世界は一つ、神様はすべてに宿られている。

だから、

ぼくの中にも、小さな蜂の中にも

神さまはいるのだなぁと

素直にそう思いました。

「蜂と神さま」

蜂はお花のなかに、
お花はお庭のなかに、
お庭は土塀のなかに、
土塀は町のなかに、
町は日本のなかに、
日本は世界のなかに、
世界は神さまのなかに。

そうして、そうして、神さまは、
小ちゃな蜂の中に。

 


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