黒猫亭日乗

題名は横溝氏の「黒猫亭事件」と永井荷風氏の「断腸亭日乗」から拝借しました。尚掲示板が本宅にあります。コメント等はそちらへ

さくらのつぶやき~カタカタカタ

2015年08月15日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
ひっさしぶりニャねぇ。ホンマ、間があいてしもぉてスマン。…え?もう死んだかと思ぉたて?残念ながら結構年寄り猫やけど、まだしっかり生きてるで。
昨日まではかあちゃんが体験した霊体験やけど、ワシもちょこっと不思議な光景を目撃したンで、この際やから書いとこかニャ。
それはちょっと前のとある日の晩。トイレの電気がついてて掛け金が開いてたンよ。ウチのトイレは古い木造建築の扉やから風の強い日とかにはトイレの窓から入る空気の流れで扉が開く。それを防ぐために外から掛け金がついとるンよ。かあちゃんやら兄ちゃん(今は就職して独立しとるからウチには住んでないけどニャ)なんかは、そういうの絶対忘れんけど、♂の飼い主はしょっちゅうかけ忘れるのヨ。またかいな、と思いながらかあちゃんが電気消して掛け金をかけたと思いぃニャ。
それから何分たったやろ。しばらくしたらトイレの扉がカタカタカタ…。
もちろんかあちゃんはドアがカタカタしたくらいではちっとも怖がらん。それどころか、トイレに立ち向かったニャよ。トイレの扉の掛け金を開けて中を見てみると…。
居ったンよ、♂の飼い主が。長トイレの最中に電気消されて締めこまれただけの話やってんけど、電気消された時点で何か言えばエエやんか、普通。
もちろん結果は爆笑。あの「カタカタカタ」がなんとも寂しげでよかったらしいニャ。みんなも戸締りとかは普段からちゃんとしたほうがエエで。締めこまれんためにも。

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