黒猫亭日乗

題名は横溝氏の「黒猫亭事件」と永井荷風氏の「断腸亭日乗」から拝借しました。尚掲示板が本宅にあります。コメント等はそちらへ

さくらのつぶやき~始まりの話

2014年01月19日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
昨日、今日と寒いのにセンター試験や。受験生やらご家族はご苦労さんやったニャ。何せ当日遅れたらアカン。体調も整えんとアカン。風邪なんかもっての他。ウチのかあちゃんは兄ちゃんの中学入学試験前、塾の先生からくれぐれも付きで言われたそうな。冬に入る前から試験まで(中学の入学試験はコレよりもうちっと後やけど)、風邪をひかせてはアカン、そうなったら親の責任やって。
さて、今はすっかり定着してるセンター試験やけど、何事にも始まりはある。殊に日本は大学制度が出来たのとセンター試験が出来たのとはかなり時代に開きがあるから、最初はそらぁ混乱したンやそうな。
というのも、センター試験の前に出来た共通一時試験開始の時は、そりゃぁ混乱したそうな。・・・なんでそんなことが判るンやって?ウチのかあちゃんが共通一時試験の開始の世代やからヨ。
混乱の前触れは前年の大学入試から始まっとった。共通一時なんてワケのわからん試験にはひっかかりとぉ無いから、前年度の受験生は浪人せんように、自分の志望を落としてでも試験に臨んだ。そして翌年の共通一時元年の世代も、本来国公専願クラスの生徒も有名私立大を受けた。お陰でその年すべての大学の見通しっちゅうのかニャ。ソレが立たなんだ。その年に初めてくれろと受験生が願ったワケでもないのに、大人は混乱を強いたワケよ。それでその後の大学が良ぉなったんかなぁ。
かあちゃんがこの制度でどれだけ迷惑をこうむったかは、わからん。何せかあちゃんはお金が無ぉて有名私大なんて合格しても入学金が調達できたかどうかがわからんかったらしいから。最終的にお金が大事って話。・・・なんかニャ?

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