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お別れのアリーアメリカン

都会のど真ん中、池袋の立教大学のキャンパスは蔦の絡まる赤煉瓦の校舎群でも有名ですが、
(蔦のからま~るチャペールで 祈りいぃをささ~げた日ぃ~♪<JACRAC未承認、ってここでしょうか?)
そのキャンパスの喧騒の中に、静かに、ですが確かな存在感を持って白いアーリーアメリカンな住宅が建っています。
大学がここに新しく校舎を建てることに決め、この建物が解体されることになり、
今週末から連休にかけて(除く日曜)この建物の見学会を開催するというので早速見て来ました。
  
内部は改変著しい、と言われていましたが確かに主要室にはあまり面影はありません。
とはいえサッシは全部オリジナルだし、水廻りもほらこの通り、片方は台所までまるまる残っています。
こういうところまでなかなか再建してくれないんだよな~、っていうか、
現地で文化財的に保存・改修される場合でも
水周りが裏方の部屋に改変されてしまう例が多くてちょっと悲しいです。
そうそう、あと、この建物はいわゆる長屋形式で、2コイチなんですよ。
だから校宅11号館・12号館だけど建物は一棟なのです。

立教大学のお知らせページ→ ■「立教学院 校宅11-12号館」の見学会を行います。

お時間のある方は是非お出かけ下さいまし。
設計:J.V.W.バーガミニ・施工:清水組・竣工:1931年
当初用途:宣教師館
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