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寒い・・・。

急に冷え込んできましたが、
特に昨日は寒かったですね~。
そんな中、事務所のエアコンが壊れました・・・。

温度表示窓のところに「U4」と出ているので完全に壊れています。基盤かもしれません。
でも先だって大家さんに「リモコン壊れたみたいですぅ~」と言ったところ
ただの電池切れだったことが判明したばかりなのでちょっと心苦しく、
とりあえずブレーカーを一度落としてみたりしました。
が、それで復帰したのは(それでも復帰したんですわよ)1,2回だけだったな。
それに、今日まで忙しかったんで修理に来られてもそれはそれで困るので
その状態で我慢して仕事しましたですよ、はい。

因みにメーカーは最近は一般消費者にもようやく浸透してきたダイキンで、
これも勝手にご贔屓メーカーにしている会社なのでした。
あ~理由は別にないんですけどね。
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換気扇、進化す。

建築界でも新素材とか技術革新とか、華やかに打ち上げられるものもあります。
でもさっき三菱電気さんがお持ちになった換気扇こそ、
(もっとも半年前には発売されてたみたいですが)
真の意味でのイノベーション!

と言っても小さくなっただけなんですが。
18センチ角が13.5センチ角に。
面積では44パーセント減。



大感動です。
こういう地道な革新に技術力を投入する姿勢、大好きです。
モーターを小さく軽くするのは結構大変だったと思われるし、
それ以外にも電線の結線が簡単になったりとか、細かいところも改善されているし。

個人的には回転するモノは三菱電気さんが信頼できると思って
ずっとここのカタログから選んできたんですけど、
愛が通じたっていう感じですね(笑)。

欲を言えばフェイスがもう少し薄くなればGOODです。
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床の間に正座!

汐留の松下電工ミュージアムで開催中の「バーナード・リーチ展」に行ってきました。
民芸の価値判断が出来ないプラナリアは焼物も良く分からなくて、
ほんとお恥かしい次第ですが、しかし、ちょっと不思議なモノに出会ったのでご報告。

昔から1930年代の「和風」って今の感覚からするとヘンじゃない?と思っていて、
じつは長谷部鋭吉の数奇屋なんてまさにその極北ではないか、
と思いつつ未だに実物を見たことがなくてこれもお恥かしい訳ですが。

バーナード・リーチも、ヘンです!(喜)

今回リーチが戦前に高島屋での展覧会(1934年だったか?)に出品した
書斎の提案(じっさいに設えた)が一部再現されていたのですが、
(こういう空間展示をするところが汐留ミュージアムの良いところですね)
それは中心に妙に高い床の間、左右は棚というシンメトリーな構成で、
しかもその奥行き半間程度の床の間になんと座卓と座布団がおいてあるというシロモノなのです。
ううむ。。
これは説明によると椅子座と床座の視線の高さを揃えるため、の提案なんだそうですが・・・。

やっぱありえない!っていう気がしますよねぇ。

そこで謎なのは、リーチの友人(もちろん日本人)たちは何故
「おまえさーそれはちょっとおかしいんだよ、床の間は座るとこじゃないし」
とか教えてあげなかったのだろうか?ということですね。
その辺りの柳先生とかのご意見はどうだったのか、ということです。なのですが。
実は意外とヘンに思ってないんじゃないか、という気もしていて、
そこが30年代と今の「和」への感性の違いじゃないかと思ったりもしていたりして。

どういうことかと言いますと。

ここでいきなり大胆な推論を書いちゃいますが、今我々は「和」というものを無意識のうちに
いっぺんモダニズム、特に50年代に「ジャパニーズ・モダン」(<剣持さんとか清家清さん)
として完成された「和」から逆照射して認識しているのではないかと、まあ、思わないでもない訳です。
もちろん途中でタウト(日向邸がかなりヘンであることは前にも書きました)や
レーモンド(ジャパニーズモダンを準備した感性ですね)を経由して確立していった訳ですが。

民芸というのはたぶん「床も間はこうであらねばならない」みたいな教条主義とは縁が遠くて、
ある種の感性の自由さ、というか、解釈の自由さを基本にしているみたいだから、
読み手側の再解釈と意味の再編としての床の間の読み替えなんかも全然OK!だったのかも。
(という勝手な憶測)

こういうモダンからの和の流れと民芸って殆ど交流がないように思いますが、
面白いことに戦後リーチが手がけたホテルのバーのインテリア
建築家の吉田五十八が手伝っているのだそうです。
吉田もまた「ジャパニーズ・モダン」の源泉(いわゆる「新興数奇屋」)であることを考えると
この組み合わせはなかなかに興味深いし、
ちょっとだけレーモンドのイタリア大使館別荘を想起させるところも
(本当にほんのちょっとだけ)故なしではない、といのはちょっと牽強付会がすぎるかな?

以上、教養の無い建築家の戯言っていうことでご勘弁頂ければ(笑)

あ、床であることは間違いないと思いますよ、だって落としがけ的なものもあるし、
掛け軸もかけてありますもん。

ご参考;
建築家長谷部鋭吉についてはこちらが詳しいです→ 長谷部鋭吉の世界

(追記)
ここまで書いてハタと気づいてしまったのだけれども、
工業デザイナーの柳宗理(モロジャパニーズモダン!)って柳宗悦の息子さんですよね。
全然クロスしてんジャン(脂汗)
あ~そうすっと前川さん絡んでペリアンとか坂倉準三さんの日本理解も視野に入れなきゃか?
駄目だ。勉強が足りない。一生民芸に行き着かないかも、マジで。
誰か民芸とモダニズムの関係について教えてください。
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展示会

国際展示場でエコビルド展と家具見本市をはしご。この後汐留ミュージアムにも行く予定ではあるのですが・・・。

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カフェと言えば・・・パリ

昨日ゲットした本をもう一冊ご紹介。



数年前(1999-2000頃)に開かれた「パリのカフェと画家たち」展の図録です。
・・・う~ん、こんな展覧会があったのか。知らなかった。。

登場する画家は有名どころ続々といった感じですが、
作品の質(代表作かどうかなど)はよくわかりません(恥)。
でも、当時の街やカフェの写真と作品が一緒に見れるので
雰囲気に浸れるし、なにより便利。
・・・だって名前知ってても作品良く知らないヒトっていっぱいいるじゃない(汗)。

構成も、モンマルトル、モンパルナス、サン=ジェルマン=デ=プレと
ムーブメントと地区の関連が分かるように纏められていて、
こういう切り口も楽しいよな~、と思いました。
安かったし
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