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今日のコンクリート構造物

前回とはセメント繋がり。

駒越砲台跡
忠霊塔バス停近傍のモニュメント
清水の灯台
ウチの現場(汗)
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鬼門埼玉だけど好調に近代建築巡り(その2)


形態は機能に従うと言ってもこれだけ大きいとそれだけでは語り切れないと言っても過言ではないのだ

はい、(その2)は谷口吉郎設計の学会賞受賞作、秩父セメント第二工場(旧称)です。
現在「秩父セメント」は「太平洋セメント」になっていて、
工場はここの子会社「秩父太平洋セメント」として分社化されています。
セメント生産の話もなかなか面白かったのですけれど、今回は建築に絞ってご紹介。

  
有名な門衛所など。この辺りは「建築」的スケール感の感じられる建物で見ていて落ち着きます(笑)。

  
手前のかまぼこ屋根も相当デカイですが、まだまだ「リズミカルな配置」を感じとることが可能なスケール。
右の写真は電気室とこれまた有名な繭形断面を持つ煙突。

  
この辺りになるとでかすぎてスケール感がなくなってくるのですが、ディティールはこの通りなかなかお洒落。
う~ん、あの巨大感が上手く伝えられる写真を撮る能力がない・・・。


デカイもデカイし、その上とにかく延々と長いんですっ。

基本的に人間のスケールを超越したドデカイ箱が並んでいる訳ですよ。プラントですから。
箱の大きさや配置は生産ラインの都合で決められている訳でしょうが(「機能に従っている」訳ね)、
箱自体は本当に唯の「箱」で、中はおっきなガランドウな訳です。
だから建築のデザインは実は完全に皮膜のデザインで、機能を素直に表現すると言う方法では解決されていません。
実は/だからとっても谷口建築と親和性が高いのではないかと思ったりもしました。
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鬼門埼玉だけど好調に近代建築巡り(その1)

昨日は秩父セメントの工場見学に行ってきた訳ですが、
せっかく3時間近くかけて秩父まで行くのだから寄り道もね、
ということで、いくつか見てまいりました。

関越道花園ICを降りて国道140号線を秩父方面へ。
この道は秩父鉄道と併走していて、気になる駅舎もちらほら見えましたが、まずは最初の目的地長瀞駅へ。
なかなかかわいい駅舎で、関東の駅100選にも選ばれたとか。
記念の入場券(硬券)が発売されていたので一種類だけ購入。160円なり。

さて、次は途中で140号線を右に逸れて、吉田に向かう。
ここには2件物件があるはずで、住所も一応分かったのですが、細かい地図も無く、
また、現在何に使われているのかイマイチわからないので見つかるかどうかちょいと不安。
ですが駅からかなり遠いし、車でないことにはまず行くのは大変な場所そうなので、
今回気合を入れて行ってみることにしたのでした。
で、下吉田地区を当ても無く(今いる場所と地図との関係も分からなくなってるしね、ははは)走っていると、
おお、カーブを曲がった先にありましたよ!旧武毛銀行本店!!

いやあ、何でこんなところにこんなものが度(すみません)は富山の牧田組クラスですね。
素晴らしいし、メンテナンスも良好。
後ろに集会場的な建物が増築されていたのですが(目立たなくてGOOD!)、看板なども出ておらず
何に使っているのかは残念ながら不明。
これを「吉田町立歴史民俗資料館」としている資料もあったのですが、
別の建物を「歴史民俗資料館」としている資料もあって、
こちらも洋館なので見つけたかったのですが、時間に遅れるとまずいので探索は断念。
(因みに吉田町は町村合併で秩父市に編入)
さて、あとは一路秩父セメントへ。
道が良く分からずこういうときは本当にカーナビが欲しいと思うのですが、
なんとか迷わずに着きそう、というところで川を渡って居ると・・・
おおお、左側にカッコイイ橋があるではないですか!

慌ててたもとまで行って車を停めるも、ここからは橋が見えない(笑)
しょうがないので走って先ほどの橋まで戻り、全景をパシャ。
プレートを見るとこの秩父橋は土木遺産になっていて、リサーチ不足を反省、
でも見れて良かったです。ご飯食べる時間無くなっちゃったけど。

(続く)
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工場だい

秩父セメントの工場に行って来ました!

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上棟しました

二階だけなので作業が速い。

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