ポスドク夫婦の海外珍道中:ヨーロッパ生活あれこれ日記

4年3ヶ月の週末婚(イギリス&ドイツの2カ国4都市)を経て、現在ブレーメン在住。旅行、子育て、日々の生活など。

産まれました!

2013-07-28 09:29:16 | 妊婦時代

2013年7月19日(金)に3330gの女の子が産まれました。

最後まで逆子だったので予定帝王切開での出産となりました。

結果的には、下半身麻酔がうまく効かず、全身麻酔に切り替えての出産となりましたが、母子共に健康で6日間の入院を経て、現在は自宅に戻って来ています。

妊娠時代の記録も完成していませんが、ドイツでの出産の様子も含め、時間がとれるようになった頃に引き続きブログ更新をしていきたいと思います。

それまで、しばらくお待ちくださいませ。

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ヘパメさんによる両親教室

2013-07-18 12:04:05 | 妊婦時代

2013/05/10 (Fri)

祝日と週末の間の金曜日、一日休暇をとってブレーメン滞在。良い機会なので、ヘパメ(助産師)のDagmarさんに夫婦そろっての両親教室をお願いしました。

デュッセルドルフで出産に関する妊婦教室を受けたのはKapiだけだったので、Rotaも一緒にという希望です。

妊娠中の赤ちゃんの変化、母体の変化、陣痛のこと、出産時のこと、などについて赤ちゃんの人形や大きめカレンダーサイズの絵を見ながら説明を受けました。

陣痛が始まったら、どういうタイミングで病院に行ったら良いかなども参考になりました。

日本での両親学級だと、だんなさんが妊婦体験をしたり、沐浴練習をしたりと、いろいろあるようですが、そういうものはなかったです。

ただ、出産後にはDagmarさんが毎日自宅訪問して実際に手取り足取り指導してくれるので心配は全くしていません。

約2時間のミーティングとなりました。

6月に長期休暇を取るとのことですが、その間になにか聞きたい事や困った事があれば同僚の人が対応してくれる(でも英語できないけど)とのこと。こういう連絡もしっかり伝えてくれるので、安心です。今回もベテラン助産師の余裕というものを感じた両親教室となりました。

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妊婦検診:10回目 (30w1d)

2013-07-17 18:00:21 | 妊婦時代

(さらにさらに続けて更新!)

2013/05/21 (Tue)

尿検査:問題なし
血中ヘモグロビン濃度:9.8 (前回9.4)
血圧:問題なし
体重:前回(2週間前)からプラス1キロ(最少体重時からプラス6.4キロ)


尿検査後、CTG検査。最後の5分くらいはしゃっくり胎動で測定不能。30分の測定中、おなかの張りは一度だけ。

問診では特に質問なし。
ベビの体重は1840g。血流量も問題なし。

まだ逆子。様子見をするしかない。

何もなさすぎて先生のテンションも低い。
性別がわかるかどうかくらいの頃(妊娠4-5ヶ月)に毎回ウキウキしながら超音波診断をしていた先生が懐かしい(笑)

最後にトキソプラズマの最終検査のため血液採取(30ユーロ)して終了。

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妊婦検診:9回目 (28w0d)

2013-07-17 17:48:38 | 妊婦時代
(さらに続けて更新)

2013/05/06 (Mon)

尿検査:問題なし
血中ヘモグロビン濃度:9.4 (前回10.3)
血圧:問題なし
体重:前回(3週間前)からプラス0.5キロ(最少体重時からプラス5.4キロ)

採尿後、すぐにCTG30分。ベビの心拍数、おなかの張り共に問題なし。

ヘモグロビンの数値が前回よりも下がっていた。ひきつづき鉄剤を一日2錠飲むようにとのこと。

最後に先生の内診。
おなかの張りが一日に3-7回(主に夕方以降に頻発)あることを告げる。CTGでも問題ないし、今後30分に3回以上の強い張りがあるようなら病院に行くようにとの指示。(今思えば、このころのおなかの張りは全然たいしたことのないものだった。)

ベビの体重は1430g。へその緒中の血流量も問題ないとのこと。

初めて逆子だと指摘を受ける。が、時期的にまだ大丈夫とのこと。

次からは2週間に1回の検診、毎回CTGをやるとのこと。

予定日の予想が5-7日早くなる。
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妊娠7ヶ月のまとめ

2013-07-17 16:23:01 | 妊婦時代
(つづけて更新)


妊娠7ヶ月 (24-27w) 2013/04/08 - 2013/05/05

<妊娠24週>

・股関節が痛む。改善をみこんで、寝る時に普通のベルトで骨盤下部をしめてみると、少し痛みが減った気がする。

・相変わらず口がややまずい。最近は牛乳、ヨーグルトなどの乳製品と水で感じる。

・食後、おなかがいっぱいになるとおへその上がパッツンパッツンで苦しい。お肉を食べると、なかなか消化されないのか、おなかがいっぱいの状態が続く。

・週末に運転練習

・気候が暖かくなりコートを着なくなったためか、すれ違い様におなかを二度見された。



<妊娠25週>

・妊婦検診8回目(詳細

・大学契約延長に関する書類に署名(まだ延長が決まった訳ではない)。今後しなくてはならない手続きの情報なども聞く(住民登録変更、健康保険変更、育休(Enterngeld)申請など)。

・一日有給休暇を取り、アムステルダムにてコンセルトヘボウのコンサート(メンデルスゾーン2番)(詳細

・アムステルダムからの帰り、デュッセルドルフの産婦人科で週末妊婦講習(詳細



<妊娠26週>

・以前からネットで気になっていたベビーカーをミュンスターのベビー用品店に見に行く。思ったよりも大きくて重いが、小回りがきくのが良い。

・H&Mで春物セーター(ひとつは妊婦用のゆったりめ)を購入。2着で50ユーロのところ、安売りで17ユーロ。

・3日連続で夜中に腹痛で目が覚める。下痢というわけではない。鉄剤か?

・週末に運転練習。

・思った以上におなかが出ていて、自分では通れると思った通路が通れないことがある。お店の中で一人ウケてしまった(笑)



<妊娠27週>

・ボスから滞在VISA更新に関するメールがくる。必要な手続きを聞く。

・週末、車でデュッセルドルフへ。お気に入りの日本食レストランで、とりすき煮とニラモヤシ炒め定食、茶碗蒸し、ごはん、みそしる付き。Rotaは、生姜焼き定食とざるそば、食後にコーヒー。今回もおいしかった。今まで一度も聞かれたことがなかったが、注文後すぐに「なにか食べられない食材はございますか?」と聞きにきてくれた。妊婦だとはっきりわかる体型になったからかも。
とりすき煮に半熟卵が入ると聞いたので、卵はなしにしてもらう。今回は生ものの小鉢ではなくてよかった。その後、古本(4ユーロ)、日本人経営のパン屋、日系スーパーをはしご。3時半すぎに帰路。

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日本語での妊婦教室 (25w5d)

2013-07-17 10:22:47 | 妊婦時代

2013/04/20 (Sat)

ヨーロッパでロンドンに次ぐ第2の日本人コミュニティがあるデュッセルドルフ。そこに日本人の産婦人科があることはインターネットで知っていました。5人のお子さんを持つ(!)女医さんがやっていらっしゃいます。

ウェブサイトによると、平日午後週1回の妊婦教室があるとのこと。しかし、フルタイムの仕事を持つKapiは参加できません。

また、何人か妊婦さんが集まれば出張教室もやっているとのこと。しかし、Kapi周辺に日本人の妊婦は全然いないと思われます。

ドイツの産婦人科や助産院でも妊婦教室は開催されていますが、英語でやってくれるとことは皆無。ヘパメさんに相談しても、「理解できなくて意味がないと思う」と言われました。妊娠/出産は命に関わることだし、できれば日本語でお医者さんからいろいろと情報を得たいなとは思うのですが、日本人が少ない街に住んでいるとなかなか難しい問題です。

で、考えた結果、ダメ元でデュッセルドルフの女医さんに連絡を取ってみる事に。

デュッセル近郊でもし週末に妊婦教室を開催する出張教室依頼があるようならば、是非参加させてほしいという図々しいお願いを打診してみました。

すると、、、

「今まであなたのような依頼を受けた事がなかったので考えつきもしなかったけれど、週末妊婦教室の開催を前向きに検討してみます」

との非常にありがたいお返事をいただきました!

なんでも、当たって砕けろ精神でトライしてみるものです。(いつもそんな感じで人生を切り開いているような気がしますが(笑))


そして4月中旬の土曜日、行って参りました。実は前日にアムステルダムへの一泊コンサート旅行が入っていたので、急遽帰りはデュッセルドルフ経由に変更して、妊婦教室を受けてからミュンスターに帰る事に。


お昼過ぎにデュッセルの駅に到着し、荷物をコインロッカーに預け、立ったまま駅通路でお昼のパンを急いで食べ、2時からの妊婦教室に。

参加者はKapiの他にフランクフルトから1人、あとはデュッセル近郊の3人の全部で5人。

出産直前、分娩中、出産直後、入院中、欧米では主流の無痛分娩、水中出産、授乳、ドイツの小児科検診のことなど、いろいろとお話をきけて非常に有意義な講習となりました。途中の休憩ではケーキとお茶、ジュースまで用意してくださいました。

面白かったのが、「ドイツ人との体力は違うので、無理をしないこと」というお言葉。ドイツ人で子供を産んだ直後の人の話を耳にすると、「どうしてそんなにすぐに普通に行動できるのだろう」と不思議に思うくらい活動的なのです。なるほど、そもそもの体格や体力が違うから日本人とは違うのねと納得しました。

約3時間の講習で夕方5時過ぎに終了。その間、Rotaは日本食レストランで天丼や日本の本屋を満喫。

Rotaと合流後、日本風カフェで早めの夕食を済ませ、お持ち帰りでケーキを2つ購入。

夜10時すぎに家に到着しました。朝、アムステルダムにいたことが信じられないような密度の濃い一日となりました。

そしてなんとRotaは翌朝に用事があるため、23時前に車でブレーメンへ向かいましたとさ。ご苦労なことです(^^;)

やはりインターネットの情報だけでは得られないことをたくさん聞く事ができ、しかもお医者さんから直接話を聞けたことで妊娠/出産に対する安心度が格段に上がりました。

開催していただけて本当によかった!

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妊婦検診:8回目 (25w1d)

2013-07-16 17:23:33 | 妊婦時代
(続けて更新)

2013/04/016 (Tue)

尿検査:問題なし
血中ヘモグロビン濃度:10.3 (前回9.9)
血圧:低めだが問題なし
体重:前回(2週間前)からプラス0.7キロ(最少体重時からプラス4.9キロ)


尿検査後、グルコース検査のため、300mlの甘い水(ブドウ糖が溶けている白っぽい液体)を飲む。まずくはないがおいしくもなく、非常に甘くて眉間にしわがよってしまう。

その後、待合室で1時間待機。二人ともウトウト。

1時間後に血液検査。グルコース検査の結果は120mgで基準値の135mgを下回っているので問題ないとのこと。

詳細検査のためか、血液採取。

先生との問診で、いつも質問をいろいろとするのに「今回は質問なし」と言ったら驚いていた(笑)

おりものチェックではアシスタントが顕微鏡で細菌チェック。何もいわれなかったので問題ないらしい。

内診も問題無し。超音波診断では、顔が大きくなっていて見るからに窮屈そう。

体長33センチ、体重750gで標準とのこと。羊水量も問題無し。

頭が下にあるとのこと。

次回から胎児心拍とお腹の張りを見るCTGを行うとのこと。

ちょうど1時間半で終了。
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妊娠6ヶ月のまとめ

2013-07-16 11:40:36 | 妊婦時代

妊娠6ヶ月 (20-23w) 2013/03/11 - 2013/04/07


<妊娠20週>

・胎動でおなかが今まで以上にポコポコ動く。

・おへそまわりが多少痛がゆい。

・おなかが大きくなってきたからか、皮がひっぱられる感じ。上の方を向くのがきつい。

・少し腰痛もある。

・牛乳を飲むと、その後の口がまずい。

・一日中すこし口がまずくて、味が微妙によくわからない日がある。

・元々足が浮腫みやすい体質だが、夜になると前よりも浮腫むことが多い。朝になるとむくみはとれている。

・おなかと胃が不快(張っていて少し痛い)で夜中に目が覚めることがある。鉄剤のせいだと思う。

・ブレーメン各病院の出産関連情報の翻訳。

・ベビー用品下見

・体重計購入

・Dave & Pennyのお別れお好み焼きパーティー(詳細

・特殊超音波診断(外部医院)(詳細


<妊娠21週>

・かなりはっきりと胎動を感じるようになる。

・平日にしかできないことがいろいろとあるため、週半ばから休暇をとり、週末含めて10日間ブレーメン滞在。

・おなかの皮が張って、少しズボンがきつくなる。

・ごはんを食べていると胎動を感じることが多い。よく動いて、最後は気持ち悪くなりそうな日もある。

・週末に色がついたおりものがでたため、緊急診療で病院へ。(詳細

・新しい車の契約とプジョーの売買の契約手続き(詳細

・車の保険会社HVKで手続き

・ヘパメ(助産師)さんとの面談(詳細

・実家から荷物が届く。ノンカフェイン緑茶、にぼし類、ひじき類が大量。Rota用の缶詰も大量。

・チャイルドシートの適応をインターネットで調べる。


<妊娠22週>

・ひきつづきブレーメン滞在。

・部屋の片付けに備え、ケラー(地下室)に敷くシートや片付けに必要なゴミ袋、手袋などを調達。

・洗面所、子供部屋、台所の片付け。処分するものと取っておくものの中身の確認。そんなに長時間の作業はやっていないが、疲れを感じる。おなかの皮がつっぱる感じがある。

・206cc最後の洗車(詳細

・大学の秘書さんを仲介に引っ越し業者から改訂版見積もり書が届く(パッキングありバージョン)

・車の引き渡し

・イースター初日に新しい車でドライブへ。雪がちらついて寒い。ハンブルク方面の一番近いサービスエリアでお茶。駐車場で新しい車の後部座席や収納などの装備確認。その後、大学構内へ行き、写真撮影。Kapi、8年ぶりの運転練習。人の少ない道を2周。

・おなかの皮が張っていて、猫背の姿勢でないと楽に歩けない。

・結婚満9周年記念でイタリアンレストランでディナー。

・ヘパメ(助産師)さんとの面談、第二弾(詳細

・出産候補の病院見学(詳細


<妊娠23週>

・ミュンスターへ戻る。

・引越業者の契約書にサインして郵送。

・スウェーデン在住の中高時代の友人から荷物が届いたとの事でRotaに持って来てもらう。おもちゃ、ベビー服、スリングなどたくさん入っていた。感謝です。

・体調も安定してきたし、Rotaのミュンスター滞在を隔日にする。平日に1-2泊ブレーメンで連泊し、週末にミュンスターに来るというスタンスに。

・妊婦検診7回目(詳細

・週末にベルリンフィルコンサート「魔笛」@ベルリン(詳細
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妊婦検診:7回目 (23w1d)

2013-07-13 13:09:51 | 妊婦時代
(つづけて更新)

2013/04/02 (Tue)

尿検査:問題なし
血中ヘモグロビン濃度:9.9 (前回9.5)
血圧:低めだが問題なし
体重:前回からプラス1.5キロ(最少体重時からプラス3.8キロ)

2回目の通常血液検査のための採血。

待ち合い室で日本人夫婦らしい人たちを見かける。

股関節痛と腰痛のことを伝えるが、特に対処療法はなく痛み止め(パラセタモール)を飲むくらいとのこと(飲まなかったけど)。

次の検診で妊娠糖尿病検査をすると言われる。

トキソプラズマ検査2回目も陰性。

ベビは体長28センチ、体重約500グラムとのこと。

先日の特殊超音波検査(外部医院)で予定日が10日ほど早めに推定されたが、出産予定日は特に変更しないとのこと(あの先生はコロコロ予定日を変えるからと言っていた(笑))。
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出産病院候補の見学 (22w0d)

2013-07-13 10:46:55 | 妊婦時代

2013/03/25

日本と違い、ドイツでは出産する病院はすぐに決める必要は全くありません。というか、予約すらいらないし、飛び込み出産でも全然OKなのです。産婦人科医の数が十分足りているからこそできることなのでしょう。

そして、ドイツの病院にはInfoabendと呼ばれる見学会がだいたいどこの病院でも設けられています。出産に関する説明会および分娩室や病室の見学ができます。ブレーメンにある出産可の病院は4つほどありますが、立地的に我々の候補にあがったのはそのうち2つ。両方とも週に一回、平日の夜に見学会が行われています。

二人目のヘパメさんと面談した日の夜、候補のひとつ(Klinikum Links der Weser)のInfoabendに行ってきました。

この病院には先日の週末緊急診療でお世話になったところで、一度行っていたこともあり気持ち的に余裕をもって参加できました。

集合は18時半。場所は隣接されたホテルの会議室と言われ、行ってみるとすでにたくさんのカップルが集まっていました。最終的には会場の椅子が足りなくなるほどの参加者が集まり、おそらく60人くらい。しかも、そのほとんどがカップルで来院です。多くは明らかにおなかの大きくなった妊婦さん。妊娠6ヶ月に入り、少しはおなかが出てきたKapiですが、そんなの目じゃないくらい大きなおなかの人が多くて、ちょっと圧倒されました。


まずは45分くらい説明があり、ドイツ語なので何を話しているのか予想することしかできなかったけれども、多くはHPに書いてあることを話していたような気がします。

質問タイムではファミリールームに関する質問ばかりで、みんながどれほど興味があるのかがよくわかりました。ファミリールームは隣接ホテル内にあり85ユーロ。病室が混んでいない場合は個室として使うこともでき、その場合は52ユーロとのこと。

その後、病棟へゾロゾロ大移動。2組に分かれ、まずは病室見学。

思っていたよりもせまい病室(すべて2人部屋)で、しかも日本のように仕切りのカーテンがないことに驚きました。相部屋になった場合、プライバシーも何もあったものではないということになります。これは後から聞いた話ですが、ドイツの病院ではベッドまわりのカーテンや仕切りはないのが一般的とのこと。こんな感じだと、相部屋の場合、ひとりの赤ちゃんが泣いたら、もう一人も確実に泣き始めそうです。数日の辛抱ではあるけれども、狭いとお見舞いにこられてもゆっくり話しができないかもしれないし、相部屋の相手によってはキツいかもしれませんね。説明会でファミリールームに関する質問が集中した理由がよくわかりました。

各病室にはバスルームが完備。

生まれた赤ちゃんを寝かせる移動式ベッドやケア用品などの説明もありました。

授乳室や赤ちゃん一時預かり部屋も見学。ちなみに、この病院は母子同室が基本なので、新生児室というものはありません。

次に、分娩室へ。5つある分娩室のうち4つを見ることができました。水中出産用、リラックス用と思われるバスタブがある部屋、広めの分娩用ベッドの部屋、天井から紐が垂れている部屋など、いろいろなタイプの分娩室がありました。陣痛の痛さを緩和するというバランスボールはどの部屋にも置いてありました。HPの写真でも見ていた部屋でしたが、思ったほどは広くないという印象を受けました。でも、広さはあまり関係ないでしょうね。



水中出産用の部屋


水中出産用バスタブ


大河ドラマでよく見るような、天井ぶらさがり紐のある部屋


奥にリラックス用のバスタブがある部屋


どの部屋を見てもきれいだし、病室の狭さだけが若干ひっかかるものの、他の面では全く問題ないという好印象を持ちました。

これにてトータル約2時間の見学会終了です。実際に病院を決めるのは、もう一つの候補を見学してからになりますが、今まで日本ですら見た事がなかった分娩室をいろいろと見ることができて、ちょっと安心です。

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