前回の記事に書いたように、赤ちゃんエクササイズに行ってきました。週1で今日までに3回通っています。ドイツ語ではPraxis für Physiotherapieと言って、理学療法のリハビリ施設みたいなところです。いったいどういうエクササイズをするのか興味津々のKapiはわくわく。Rotaはスパルタではないかちょっと心配気味(笑)
まず初回のときの話。
まずは挨拶から始まり、日本にも行ったことがあるという若い女性の療法士Danielaさんとなごやかな雰囲気でスタート。Demiさんをあおむけに台に乗せ、ゆっくり体をさわりながら様子をみつつ、足をもちあげて体のやわらかさをチェック。
と、開始早々にいきなりおしっこがもれちゃいました。おそらく足をもちあげられているときにおしっこをしたようで、オムツに吸収されずに背中側にでてきちゃってようです。というわけで服を全部脱いで替えたてのオムツ一丁でエクササイズ続行です。
Demiさん、実は体がかたいのです。それは以前から気がついていました。足を上に上げることはあっても、手の所まで持っていくなんてことはまず無理そう。足をペロペロなめる赤ちゃんの写真というのはあちこちで見た事がありますが、Demiさんにおいてはまったくもって想像できません(^^;
そんな硬い体の持ち主Demiさんの足を自分の胸やクッションマットを使ってゆっくりゆっくり曲げて行くDanielaさん。そうするうちになんと足を手でタッチできるではないですか!初めて見た光景にちょっと感激したKapiです。
次は手を動かすようにおもちゃを使って誘導。やさしい声でゆっくりとおもちゃを見せ、Demiの興味をひいていました。初めて見るおもちゃに「お、なんだこれは?」とじっくり観察した後、手をのばしてさわっていました。なかなか良さそうなおもちゃだったので、早速ネットで購入した我々です。
自宅でもできるようなことを教えてもらい、約30分で終了。
Demiさん、初めての場所で気疲れもあったのでしょう。建物を出る前にチャイルドシートですやすや寝ちゃいました。家に帰ってからも眠いようで、授乳もそこそこに寝てしまう一日となりました。
2回目。
午前中は基本オネムなDemiさん。Praxisに到着してもチャイルドシートの中で寝たまま。時間がきたので起こすと、知らない場所で見慣れないDanielaさんに抱っこされて大泣き。Praxisのおもちゃ、持参したおもちゃ、Kapiの抱っこでようやく落ち着きました。30分間ずっと泣き通しの赤ちゃんもいるとのことなので、まだマシな方なのでしょう。
Demiさん、両手を胸の前で合わせる動作はまだしたことがありません。そこで、肩の下にまるめたタオルを入れて両腕を上げやすくしてあげると良いと教わりました。この日以降、毎日タオルを入れてプレイジムからぶら下がるおもちゃを触るようにしむけたのは言うまでもありません(^^) おかげで、一週間後にはタオルなしで両手を胸の前で合わせる動作をするようになりました!パチパチパチ~。その他にも、前向き抱っこやソファの背もたれを足で蹴るように寝かすことなどを教わりました。
3回目。
前回のオネムDemiさんを教訓に、今回は到着したら早々にチャイルドシートから出して起こし、場所慣れをさせました。泣くこともなく、順調なスタート。横向きに寝かせ、マットを使って足と背中の鍛錬です。若干嫌がりながらモゾモゾ動くので、すかさずDanielaさんがマットの向きを変えて追いかけ、寝返りの動きの初歩の練習。お外ではどうやらちょっとシャイになってしまうDemiさん、今回もうつぶせでの首あげエビ反りは見せられず。次回は家で撮影した動画を見てもらおうかな。
通っているところは赤ちゃんエクセサイズ専門というわけではないのですが、毎回必ずと言って良いほど赤ちゃんが来ています。Demiと同じくらいの月齢の子からもう少し大きい子までいろいろです。個室でのマンツーマンでみてくれるし(英語でやってくれるのは大きなポイント!)、家でもやれるトレーニング方法を教えてもらえるので毎回収穫が大きいです。小児科の先生に紹介してもらってよかった。