ポスドク夫婦の海外珍道中:ヨーロッパ生活あれこれ日記

4年3ヶ月の週末婚(イギリス&ドイツの2カ国4都市)を経て、現在ブレーメン在住。旅行、子育て、日々の生活など。

ロンドンにキツネ!

2009-05-31 01:03:30 | イギリス生活
昨日(29日)のこと。

朝起きてカーテンを空けたところ、庭の端でなにやら動いているものが目にとまりました。この庭ではリス以外の動物は見たことがなかったので、珍しく猫でも遊びに来たのかなぁなんて思ったのですが、どうも猫でも犬でもないようです。


で、よくよくみてみると。。。









キ、キツネっ!!
しかも子キツネ!


眠気も吹っ飛び、あわててカメラに望遠レンズを取り付けて、撮影大会開催です(窓からですが)。

以前、Rotaが早朝にキツネらしきものと遭遇していた話は聞いていたので、どこかにはいるのかなとは思っていましたが、チビちゃんたちに会えるとは!


子キツネらしく、遊びまわっていてとってもかわいかったです。

そうこうしているうちに、お母さんキツネも登場!



朝の光をあびながら、まったりと寛ぐキツネ親子に会えてラッキーな一日の始まりとなりました。





以前、ブリストルでも家の近くで数回ヒョロヒョロ&ガリガリのキツネを見たことがありましたが、まさかロンドンでも会うとはびっくりです。一体何を食べているのか、ブリストルよりも栄養状態は良さそうでしたよ。。。
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人類の先祖 Idaさん

2009-05-29 06:58:02 | 研究関係
今週は学校関係が1週間お休みになるHalf Termのため、職場の博物館が大賑わいです。入館するのも大行列ですが、一番人気の恐竜展示ルームは入室するのに30分待ち!


↑こんな感じ。




そんな中、最近テレビや新聞紙上に登場したのがこの方↓。



お名前はIda(イダ)さんです。

お歳はなんと4700万歳。まさに万歳!残念ながら約9ヶ月の子供時代にお亡くなりになったようです。ちなみに、頭からしっぽの先までで約60センチ。

今週から数日間だけ展示される貴重な化石資料です。なんの化石かというと、人類の遠い遠い先祖で、キツネザル科に相当する動物らしいです。こんなに完全な形で残っている化石は非常に珍しいです。

今日はIdaさんについてのセミナーがあったので聞きに行ってみましたが、化石が発見されたドイツの町での発掘や保存にまつわる話が中心で、Idaさんについての詳細はあまり紹介されませんでした。ちょっと残念。

体毛や皮膚も残っているとのことですが、よーく見てもいまいちよくわからなかったです。
最後に食べたのはベリー系のフルーツと葉っぱだそうですよ。


しかし、よくそんなことまでわかるなぁ。最近の研究機器の進歩はすごいですね。


最後はイギリスが誇る自然科学者ダーウィンさんで〆ましょう。


↑今年生誕200年のためダーウィン年として大々的に企画が開催されていました。



(注)化石は専門外ですので間違った記載があってもご了承を。


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アスパラからオペラ

2009-05-28 06:22:39 | 音楽
今日の夕食はアスパラ入りトマトソースパスタとアスパラガスのスープというアスパラ三昧。スープは市販品ですが、これが意外とおいしいのです。

アスパラといえば、新婚旅行で行ったウィーンで食べたホワイトアスパラガスがとってもおいしくて忘れられない思い出になっています。

ウィーンといえば、実は先日Rotaが参加する学会がウィーンで開催されたのを機に、有給休暇を使ってオペラ鑑賞に行ってきました。

ベートーベン「フィデリオ」@ウィーン国立歌劇場
R.シュトラウス「ばらの騎士」@ウィーン国立歌劇場
フランツ・レハール「微笑みの国」@ウィーンフォルクスオーパー

本当は大好きなオペレッタ「こうもり」を見たかったのですが日程的にタイミングが合わず断念。残念。

でも上記3本、どれもとってもよかったです。思った以上にオーケストラが遠慮せずに弾いていてびっくりしました。日本で見たことのある(数少ない)オペラはどれも比較的舞台演出が現代的でさっぱりとしたものが多かったのですが、さすがは本場!期待を裏切らない豪華な演出で大満足。

「微笑みの国」はタイトルすら聞いたことのないオペレッタでしたが、歌がとてもよかったうえに、実はどこかで聞いたことのある歌もあり、想像以上に楽しめてよかったです。

「フィデリオ」観劇の際、開演前になんと大学院(博士)時代の指導教官N先生と客席でばったり遭遇!先生も学会に参加されていたのでした。そしてそして、終演後にはクローク前でまたもや見覚えのある人がササッと目の前を通り過ぎました。なんと大学院(修士)時代の指導教官S先生!

指導教官二人にウィーンの劇場で出会うという予想外のおまけつきオペラ鑑賞会となりました。


↑ウィーン市内にて。

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レ・ミゼラブル

2009-05-18 04:13:52 | 音楽
Rotaが日本に一時帰国している今週末、ブリストルからMちゃんが遊びに来てくれました。

今回の主目的はミュージカル「レ・ミゼラブル」観劇。

とってもよかったです!一部の役者さんがイメージとは違う声質で多少違和感があったものの、歌は上手だし演出も良くて、最後は泣きました。

Kapiは11年前にロンドンで、それよりももっと前に日本で観ていますが、演出等あまり覚えていなかったので新鮮な気持ちで楽しむことができました。劇場も前回とは違う場所になっていました。

直前にチケットを取ったわりには、そこそこ観やすい&ステージにも近い座席でよかったです。

Mちゃんはレミゼが大好きで、念願のレミゼ10周年記念コンサート(1996年ロンドン開催)のDVDを劇場で購入。Kapiはこの11年間、ずっとCDを買いたいと思いながらも、どのCDが良いのかを決められず結局買わずじまいだったので、ついにCDを購入しちゃいました。

家に帰ってからも「レミゼ」モードが終わらない二人。ということで、Mちゃんの購入したDVD鑑賞会に突入。ところどころ抜粋しましたが、結局深夜2時まで鑑賞会が続きました。

そして、今朝起きても「レミゼ」モードの抜けない二人。今度はKapi購入のCDを全曲聴いてから、ようやくおでかけする気になりました。

Kapiの家から徒歩15分のテムズ川沿いのオープンカフェでブランチをし、午後はピカデリーサーカス周辺で本屋めぐりをして過ごしました。本屋でもついついレミゼの本を探すという、レミゼ大満喫の週末となりました。


↑ブランチをしたカフェの前から。テムズ川とPutney Bridge。
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パーティー

2009-05-16 19:54:53 | イギリス生活
先日、パーティーにお呼ばれしてきました。実はイギリスに来てから初めてのパーティーです。ブリストルの時には研究室の学生が多すぎるからか、唯一の研究室パーティーはクリスマスの時だけでした。しかも、このときは以前から予定が入っていたため参加できませんでした。

で、今回のパーティーは博物館のお隣にあるImperial College London大学の先生のお宅で開催です。こちらの研究室の実験室を使わせてもらっている関係でお呼ばれしてきました。

ひとり一品以上の持ち寄りだったため、お手製ののり巻きとミニミニおにぎり、キュウリのぬか漬け、そして小さく切った羊羹を持参しました。

のり巻きの具はツナマヨ、出し巻き玉子、キュウリ、カニかまのバリエーション。見た目もバッチリで上手にできました。おにぎりには日本のふりかけをまぜて、細く切った海苔でちょっとだけデコレーション。本当は中に梅干をいれてロシアンルーレット風にしてみようかと思ったのですが、リスクが大きいかなと思いノーマルおにぎりにしておきました。


↑みんなの持参品でいっぱい。のり巻きを探せ!

研究室のメンバーに加え、家族を同伴している人も多く、参加したのは大人20人くらいと子供5人くらい。博物館からは私だけの参加です。

ピザ、キッシュ、ポテトグラタン、サラダ、チョコレートブラウニー、ケーキなどなど、それはそれは沢山の食べ物が所狭しと並びました。ほとんどが手作りで、ヨーロッパの家庭料理という感じで、どれもとってもおいしかったです。

のり巻きもおにぎりも大好評でした。初めてのり巻きを食べたという人もおいしいと喜んでくれたので嬉しかったです。ぬか漬けはやや浅漬けだったのが功を奏したのか、そんなに違和感なく食べてくれました。

羊羹の評判は微妙。以前、イギリス人の学生さんに「これ好きじゃないからあげるよ」と羊羹をもらったことがあったので、こういう類のものは好まないかなとは思ったのですが、予想よりは興味を持って食べてくれる人が結構いました。小倉、抹茶、ゆずという3種類を持っていったのですが、小倉と抹茶はそこそこでしたが、最後はゆずが売れ残りました。ま、日本人でも変わりものの羊羹は好きじゃないと言う人いますからね。もったいないからひそかに持ち帰りました。

そんなこんなで夕方5時から9時くらいまでお邪魔し(他の人はもっと残っていましたが)、楽しいパーティーを初体験することができました。
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Lacock Abbey & Hampton Court Palace

2009-05-14 04:55:05 | 旅行
またまた長いことほったらかしてしまいました。

日本がGWのころ、イギリスでも3連休でした。

連休の前日夜にKapiは久しぶりにブリストルに戻り、連休初日はレンタカーでブリストルから1時間くらいのLacock Abbeyへ。ハリーポッターの映画でも舞台となったところだそうです。古くて荒れ果てた修道院跡を予想していたのですが、修道院というよりはどちらかというと貴族の古い家という感じでした。


↑Abbeyの中庭。


↑Abbey周辺の林

Lacockの村自体はとても小さく、コッツウォルズに似た雰囲気のところでした。


↑Lacock村のTea Room。素敵なお庭を眺めながら恒例のクリームティーで休憩。

その後、そのままロンドンへ向かう予定でしたが、Kapiがブリストルの家に忘れ物をしたということで(珍しい!)、一度ブリストルに戻るというオプション付きとなりました.....



連休2日目は、ロンドン近郊のHampton Court Palaceへ。何人もの女性と次々に結婚し、欲しいものはすべて手に入れるというヘンリー8世が家臣から取り上げた宮殿です。


↑Hampton Court Palace&お庭。

ヘンリー8世の奥さんの一人が今も幽霊で現れるらしいです。


その後、お金をかけずに楽しめる穴場を発見ということで





ヒースロー空港のすぐそばへ。

頭の真上をド迫力で飛行機が通り過ぎていきます。飛行機好きにはたまりません。
ひたすら上を見上げて飛行機鑑賞を楽しみました。




連休最終日、Rotaは朝ロンドンを出てブリストルへ。

Kapiは大学時代の友人K君がご家族でイギリスに遊びに来ていたので、一緒に夕食を食べることに。普段は食費に関しては節約志向なので、ロンドンに住むようになってから初めての高級レストランでした。サーモン料理、なかなかおいしかったです。イギリス料理がまずいというのはもはや過去の話なのかもしれません。
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