今週(6/17)から産休に入りました。
産休初日ミュンスターからの荷物の運び出し、翌日(6/18)にブレーメンへの荷物の搬入が無事に終わりました。
ようやく4年3ヶ月の週末婚から卒業です。
ヨーロッパに来てから、なんと85%は別居していたことになります。イギリス国内(ロンドン - ブリストル)、イギリス(ロンドン)- ドイツ(ブレーメン)、そしてドイツ国内(ミュンスター - ブレーメン)の2カ国4都市での生活でした。
毎週末の移動は正直楽ではなかった(というか週明けに自分の家に帰るのが面倒)のですが、いろいろな街に住む事ができて面白かったです。
今回は身重ということで、引越のパッキングは業者に任せることにしました。日系&ドイツ系引越業者の両方に見積もりをお願いした所、日系はものすごく高額になることがわかったので、ドイツの業者にお願いすることに(日系の半額くらい)。
日本ですら「引越お任せパック」なんてものに縁がなかったので、ドイツの業者がどこまでやってくれるのか全く見当がつきませんでしたが、一人暮らし用の狭いアパートで大型家具があるわけでもないので、とりあえず処分するものと持って行くものの整理をし、衣類は自分で衣装ケースに入れ、パッキングは主に家電、食器、本類、その他雑物などをお願いしました。
当日は朝8時半に太っちょのおじさん1人と若い青年2人の3人がやってきました。
部屋の中を見渡して、開口一番「この部屋だけ?」
「そうだ」と答えると、ちょっと嬉しそうな様子。「楽勝じゃん」という心の声が聞こえて来たような気がします。
太っちょおじさんの指揮の下、テキパキと作業がすすみます。その間、Kapiは部屋の隅に座ってぼーっと見ているだけ。Rotaも特にすることがなく作業を見守り中。
食器類は紙に包み、家電は毛布でくるみ、照明器具のランプはとりはずし....と全く問題なし。
翌日にブレーメンに届ける(同じメンバーで来るとのこと)旨を確認し、約45分で終了しました。やっぱりパッキングを頼むとラクチンですね♪
入居当時(2011年5月)。引越時の記事は
こちら。
現在。
窓からの景色。赤茶の草が生えているところの下は自転車置き場。
その後は、Rotaが空になった部屋の掃除を頑張りました。バスルームも台所もほぼ一人でシコシコ掃除してくれている間、Kapiは応援したり、横になったりで良いご身分です(笑)
Rotaがんばり中。
すべての作業を終えた後、大学に寄って秘書さんにアパートの鍵を預け(後日、秘書さんが不動産屋の最終チェックに立ち会ってくれる事になっています)、我々も一路ブレーメンへ。
翌日、約束通り10時半に業者さんが到着。今度は、家の中を土足で歩き回ってほしくないので、家の廊下部分だけに新聞を敷き詰め、業者さんの出入りは廊下のみにしてもらいました。
搬入作業も約45分で終了。ブレーメンの家は日本式の3階でエレベータなしなので、太っちょおじさんは上がってくるたびにヒーヒー言ってました。
最後に書類のやりとりをしているときに、支払いは現金でということが判明し(!)、Rotaは近くの銀行までマラソンするハメに。契約したときに支払い方法は全く書かれていなかったので、終了後に指定されるのだろうと思っていたのですが(それなりに高額なので銀行振込かなと思っていた)、なんとなんと現金だったとは。Rota、お疲れさまです。
そんなこんなで、とりあえず無事に引っ越し終了。
と、思ったのですが、夜になってハッと「ポスターが入った額縁が届いてない!」ということに気がつきました。段ボールには入らない大きさだったので、毛布にくるんで運んでいたのは見ていました。すぐにメールで問い合わせをしましたが、もう夜7時だったので返事は明日かなと思っていたところ、夜9時頃に「すぐに確認します」という返信がありました。
翌朝、メールチェックをするものの特にその後の返信はなし。どうなっているのかなーと思っていたところ、午前11時くらいにピンポーンと呼び鈴がなり、太っちょおじさんがヒーヒーいいながら額縁入り毛布を持って来てくれました。
これで完全終了です。食器類もすべて無事でトラブルはなし。
めでたしめでたし。
荷物は少しずつ片付けはじめていますが、まぁ、のんびりゆっくりやることにしましょう。
とにもかくにも、これで週末ごとの移動がなくなるので二人ともホッとしています。特に、妊娠が判明して以降、Rotaの移動(ミュンスターからの通勤含む)が半端なかったので、体力的にかなり負担だったと思います。
さぁ、ブレーメンでの新生活スタートです!