ポスドク夫婦の海外珍道中:ヨーロッパ生活あれこれ日記

4年3ヶ月の週末婚(イギリス&ドイツの2カ国4都市)を経て、現在ブレーメン在住。旅行、子育て、日々の生活など。

サッカー観戦 BVBドルトムント

2011-10-26 22:39:30 | ドイツ生活
ドイツ人が最も熱くなるスポーツ、サッカー。

主要都市ごとにチームがあるので、ファンは基本的に地域密着型です。

本屋に行くと、その街の人々が応援しているチームのグッズが必ず置いてあることをこの数ヶ月の観察により発見しました。

Kapiが住んでいるミュンスター市民はどのチームを応援するのかというと、大方はBVB ドルトムント、少数ははシャルケ04の模様。この2チーム、巨人/阪神のように、お互いにものすごいライバル心を持っているようです。


で、ドルトムントといえば、日本代表の香川選手。(シャルケに内田選手もいるけど)

というわけで、ドルトムントに香川選手の応援に行ってきました!


10/22(土)

今回は車じゃなくて電車でドルトムントへ向かいました。理由はただひとつ、ビール飲めるから(Rotaが)。ミュンスターからはICで40分くらいです。

お昼頃に到着し、まずはドルトムントの日本食レストランのレベルをチェックすべく、お寿司屋さんへ。以前、情熱大陸で香川選手が出演していたときに出て来たお店です。お寿司のセットをいただきました。デュッセルドルフのおいしいお寿司と比べてしまうと、どうしても差がでてしまいますが、お味噌汁がとてもおいしかったです。


さぁ、ここから気分はサッカーひとすじへ。

まずは街の中心にあるBVBドルトムントのファンショップ!



お店一面、黄色と黒だらけ。お目当てのひとつだった香川選手Tシャツを探しましたが、ネット限定なのか見つからず。。。
BVBマフラーはいろいろなデザインがでていて迷いましたが、二人で別デザインを購入。

店員さんに値札タグを切ってもらい、さっそくマフラーを首にまいて(俄か)BVBファンに変身です。

街行く人々もBVBグッズを身につけている人が目立ちます。全身黄色と黒のBVBカラーで極めた熱狂ファンも少なくありません。

「ドルトムントでは自転車まで黄色と黒で塗っているのか。すごいなぁ。」と思ったら、普通の郵便屋のおじさんでした。(ドイツの郵便局のカラーは黄色と黒なのです)



そんなこんなでテンションもあがってきたところで、いざスタジアムへ。BVBのマフラーをしている限り、どんなにいかつい熱狂ファンがいようとも怖いものなしです。逆に「KAGAWA~」とこちらに向かって声をかけてくる人もいたくらい。「おっ、日本人も応援に来たな」と温かい目で見てくれます。



こちらがスタジアムのファンショップ。ここでも香川Tシャツは見つけられず。


スタジアムはとても立派でした。8万人収容とのこと。今回の座席はかなり後方だったのですが、試合の流れが見やすいところでよかったです。



試合開始直前、近くのサポーターが横断幕を我々の座席の目の前にある柵にとりつけようとしていて、隣の人々と一緒に「Nein, Nein!!!!! (NO!!!!)」と猛抗議したところ、しぶしぶ諦めてくれました。Rotaにいたっては「見えないじゃんっ!!!」と思わず日本語で叫んでいました(笑)


そして試合開始直後、相手チームであるケルン側のサポーター席で異様な光景が。。。



どうやら発煙筒を発火させたようです。大事にはなりませんでしたが、しばらく煙かったです。よくテレビでみるような光景が実際に目の前で起こると、やっぱりちょっと驚きました。まわりのドルトムントファンは静観していました。



そしてそして、試合開始後7分、なんと香川選手がゴーーーール!!!急な展開にびっくりしましたが、飛び上がって喜んでしまいました。いやぁ、初めて応援しにきた試合でゴールが見られるとは!とっても嬉しいです。




その後もドルトムントが攻め続け、なんと5-0での大量得点勝利です!








相手チームのケルン、正直言ってあまり良い所なしのゲーム展開でした。ベンチ入りしていた日本代表の槙野選手はちょこっとだけ見られました。


ドルトムントが勝ってサポーター達も大満足のご様子。帰りぎわにも「KAGAWA~SHINJI~♪」と香川選手の応援歌?を我々に向かって歌ってくれる人々がいました。


ドルトムントはデュッセルドルフの近くなので、観戦に来ている日本人もそこそこいるかなと思っていたのですが、ほとんどみかけませんでした。試合後にたまたまお会いした方々は、なんと日本から試合観戦のためにいらしたそうで、日本人選手が出る試合を3試合ほど見て回って日本へお帰りになるとの事で驚きました。


スタジアムは立派だったし、サポーターも怖くなかったし、観に行ってとても楽しかったです。いやはやホント大興奮のサッカー観戦となりました。香川選手がいつまでBVBにいるかわからないので、早いうちにまた応援に行きたいと思います!香川選手がいるかぎり、BVBファンであることを誓う我々です。

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Freimarkt in Bremen

2011-10-18 20:49:28 | ドイツ生活
先週末の10/15(土)。

ブレーメン市が誇る(?)Freimarktに行きました。

なんと今年は第976回。約1000年もの歴史があるイベント。。。恐れ入ります。

場所はブレーメン中央駅のすぐ横。普段は広大な駐車場です。



Marktという名前がついていますが、ようは移動遊園地と屋台があるお祭りですね。昔はもっと商業的なマーケットだったのでしょう。


入ってすぐのところにあったくじ屋さんで、早速ふわふわサイコロをGET。



移動遊園地と聞いてはいたのですが、今まで見た事のある街中の移動遊園地とは違い、想像以上の規模で驚きました。


開催して最初の週末で、しかも天気がよかったので、結構混雑。



久々のジェットコースター!


いってきまーす。






ひーっ、落ちる~。



組み立て式のジェットコースターのため、ある意味別の怖さもありつつ、スリル満点で楽しめました。しかも、コース取りが上手なのか、思っていたよりも長く感じてサービスもGOOD。


ほかにも、こんなのや



こんなのや



こんなのも。



お化け屋敷とか、スプラッシュマウンテンのようなものまでありました。


快晴の観覧車は気持ちいい!



高い建物がないので、初めてこんな高さからブレーメンの街並みを眺めました。

ヨーロッパでは今まで何度か見かけた観覧車。しかし、どれも街の広場にある小さいタイプのものだったので、ヨーロッパで乗ったのは実は初めて。ウワサには聞いていましたが速度が速い!でも、その分6周くらいしてくれたので、高い所からあちこち見るチャンスが多くて良かったです。


乗り物は1回3~5ユーロ。一日券だと10ユーロ。しかも、どれも思ったよりも長い時間乗れるというサービス満点さ。人が多くて混んでそうだなと思っても、実は見物しているだけの人が多く、並ぶ必要も一切なし。こんなんだったら交通費と高い入場料を払う日本の遊園地よりも手軽に楽しめていいかも!と本当に思いました。ちなみにFreimarktへの入場は無料。


こんな大規模な遊園地が「移動式」というから驚きます。

この写真の左側に写っている白い箱はすべてキャンピングカーです。キャンピングカーとトラックでドイツじゅうをまわっているのでしょう。約2週間、毎日毎日昼間から夜中までやるほうも大変だろうなー。



そんなこんなで2時間程遊んで、一旦家へ。帰るのもトラムで10分くらいなので楽チン。


そして、、、、昼寝。


しっかり英気を養って(!?)、夜の部へ再び出発!

まずは50センチのソーセージでお腹を満たし、



ドイツ人が唯一ハメをはずすというビアホールで雰囲気を味わい、

(ものすごい混雑でびっくり)


再び観覧車で上空から夜景鑑賞。



昼間に比べ、大人の割合がグッと増えていました。

最後にお花屋さんのくじ引きで観葉植物をしっかりGETして、気がつけば夜11時半。いやはや、ずいぶん遊びました。
そして意外と散財したような気がするのは気のせいか。。。


こんなに楽しめるイベントだとは思っていなかったので、満足度が高かったなぁ。


次はクリスマスマーケットが楽しみ!

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ベルリンフィルコンサート ベートーベン交響曲3番「英雄」!?

2011-10-13 12:37:12 | 音楽
今朝は息が白くなるほどの寒い朝を迎えました。

8月から9月にかけて、Rota母およびKapi両親が相次いでドイツに遊びにきてくれました。

そしたら、あっという間に10月です。音楽シーズンです!


というわけで、先週末にベルリンへ行ってまいりました。もちろんベルリンフィルのコンサート。5月の佐渡さん以来です。



<今回の演目>
指揮:Bernard Haitink
シベリウス ヴァイオリン協奏曲
ベートーベン 交響曲3番 「英雄」


ハイティンク氏&ベルリンフィルのコンビ、3年前の2008年10月に見事にフラレた苦い経験があります。(ハイティンク氏の体調不良)

今回こそは!とリベンジコンサートです。



が、



開演して出て来たのは。。。。なぜか若い人。。。しかも1曲目は協奏曲なのに、ヴァイオリニストは出てこない。。。。


横からは「あれ誰?」というRota氏の声が。。。




そうなのです。またしてもフラレマシタ。。。。ガーン(;_;)




結局、演目も変更で、

ウェーバー オイリアンテ序曲
シベリウス ヴァイオリン協奏曲
チャイコフスキー 交響曲1番

というプログラムでした。ヴァイオリニストは2曲目でちゃんと出演しました。


はぁ~、ほんとガッカリ。ハイティンク氏はご高齢なので心配です。


救いだったのは、前回の指揮者変更公演に比べて演奏自体はそんなに悪くなかったこと。メインもチャイコフスキーだったので、親しみのあるものでよかったです。でも、テンションが下がってしまったのはどうしようもありませんでした。


それでも少しだけテンションUPの出来事もありました。休憩時間にロビーでオレンジジュースを飲んでいると、少し離れたところから見たことのあるおじさんが歩いてきました。


「えっと、なんか知っている顔だけど。。。」


そのおじさんと目が合った瞬間、「あーっ!佐渡さんだ!!」(心の声)


そう、指揮者の佐渡裕氏が聴きに来ていたのでした!


おもわず「あっ!」という顔(100%嬉しそうな顔)をしてしまったためかどうかはわかりませんが、さりげなーく違う方向へ歩いて行かれたのでした。予想外の佐渡さんとの再会(見かけただけだけど)、嬉しかったです。



家に帰ってからベルリンフィルのスケジュールを確認したところ、ちゃんと指揮者&プログラム変更のことが書かれていたので、どうやら少し前からハイティンク氏のキャンセルは決まっていたようです。


はぁ、「三度目の正直」がいつかあるといいなぁ。。。。


コメント (1)
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