ポスドク夫婦の海外珍道中:ヨーロッパ生活あれこれ日記

4年3ヶ月の週末婚(イギリス&ドイツの2カ国4都市)を経て、現在ブレーメン在住。旅行、子育て、日々の生活など。

妊婦検診: 3回目 (11w3d)

2013-05-14 20:30:30 | 妊婦時代

2013/01/10 (Thu)

今回もRota同伴。

尿検査:問題なし
血中ヘモグロビン濃度:問題なし
血圧:問題なし
体重:前回からマイナス1キロ(初診時からマイナス2.6キロ)


まずは先生への質問タイムで最近の症状を伝える。

- 胃の不快感
- 便秘

妊娠時の典型的症状のため、とくに何も処方はされず。

内診では今回も経膣超音波。次回からは経腹超音波になるとのこと。

ベビは順調に成長。横顔と正面の写真をもらう。まるで宇宙人みたいでびっくり。
我々が別々に暮らしていることを考慮して、2枚ずつプリントアウトしてくれました。


その後、出生前検査(染色体検査)の説明を受ける。

日本では今まさに簡単にできる出生前検査が話題になっているようですが、ドイツではかなり一般的なようです。先生の医院では、これまでに受診した患者さんの約85%の人が出生前検査を受けているとのこと。

検査方法は3通り。
a) Nackentransparenzmessung (通称NT検査、日本語だと後頸部肥厚測定)
b) 血液検査
c) 羊水検査

検査自体を受けるか、受けるとしてもどの検査を受けるかは本人の希望次第。そして、外部の専門医で受けることになるとのこと。

検査自体に関しては、Kapiとしては受ける事に積極的でした。どういう結果であれ家族として迎える気持ちに変わりはありませんが、もし万が一の時には事前に心の準備をすることができると思ったので。Rotaも賛成してくれました。

各検査については自分たちでも事前にリスクを調べていて、羊水検査以外のa), b)のみをお願いしようと決めていました。先生も羊水検査はあまりおすすめしない口ぶりでした。

a), b)の検査のみを受診する旨を先生に告げると、すぐにアシスタントに連絡して専門医の先生の予約を取る手配を整えてくれ、2週間後に受けることになりました。


また、職場提出用の書類(Schwangerschaftsauzeige zur Vorlage beim Arbeitgeber, 雇用者向け妊娠表示)の作成を頼み、その場ですぐに作ってくれました。通常は手数料として5ユーロかかるようですが、払わなくていいとのこと。


先生との面談後、トキソプラズマ抗体検査用の血液採取を済ませ、今回の検診終了。



まるで飛行機の窓から微笑む宇宙人。。。こんなに真っ正面の画像が取れるのは滅多にないらしい
(11w3d)
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妊娠3ヶ月のまとめ

2013-05-07 22:38:15 | 妊婦時代
妊娠3ヶ月(8-11w)  2012/12/17 - 2013/01/13


<妊娠8週>

・元気がでない。

・実家からの宅配便第二弾が届く。ノンカフェインの飲料が大量に届いて助かる。

・食べられるものを少しずつ食べる。胃が空だと気持ち悪い → 何か口にする。食べている最中は大丈夫。 → 食後また気持ち悪い....の繰り返し。

・あまり寝られない日や眠りが浅い日がある一方で、非常によく寝られる日がある。

・おへそのまわりに違和感(少し固い感じ)。

・便秘。Rotaが真夜中の閉店間際のスーパーでプルーンジュースを買って来てくれる。少し効果がある気がするが、少量にしておかないとおなかが痛くなる。

・主に食べたのは、稲庭うどん、ポテトサラダ、りんご、パン、ホットミルク、グレープフルーツジュース、ヨーグルト、ホットケーキ。

・急に中華が食べたくなり、行きつけのお店でチャーハンをテイクアウトで買って来てもらう。少し食べた後、気持ち悪くなり、その後胃が絶不調。

・胃の不調が続き、飲み物も飲みたくない。急に思い立ち、リンゴのヨーグルトポムポムを作る。これなら食べられる。

・ポムポムとRotaが作ってくれた鍋を少しずつ食べて過ごす。


<妊娠9週>

・相変わらず胃は不調。おじやを作り、少しずつ食べる。本当に一口二口くらいしか一度に食べられない。

・9週半ばくらいから少しずつ胃の不調が回復してきた。

・ちょうどクリスマスの時期だが、全く関係なし。

・スーパーが年末休みに入るため、買物へ。においがしそうな肉屋コーナーには近づかなかった。吐き気などはないが、買物しているだけで疲れる(座りたくなる)。

・おじや、リンゴ、コーンフレーク、そうめん、せんべい、ヨーグルト、豚汁。

・ヨーグルトポムポムを再び作る。


<妊娠10週>

・大晦日は肉じゃがと年越し稲庭うどん。お雑煮の下準備をする。胃が不調ではあるが、吐き気は一切なく台所にいるのが苦にはならないのが救い。

・元旦はKapi特製お雑煮。元旦はKapi誕生日でもあるが、誕生日もへったくれもない。お祝いは後日、落ち着いてから。

・年が明けたこと、実家とスカイプで話したことなどで少し気分がリフレッシュされ元気が出た感じで調子がいい。

・食べたもの:コーンフレーク、グラノーラ(少量にしておかないと腹痛あり)、野菜いため、クリームシチュー、りんご、ヨーグルト、稲庭うどん、羊羹、せんべい、トースト、鶏の大根煮、パスタ。高級スーパーのパウンドケーキがおいしくて、ひと切れほぼ全部食べられた。

・デュッセルドルフの日系スーパーでオンライン注文した食材が届く。久々の納豆が嬉しい。

・プルーンジュースを飲むと腸がグルグル反応する。プルーンジュースを飲むようになってから、ほんの少し便秘がよくなったような気がするが、たまにおなかが痛くなる。夜寝る前に飲むと、夜中におなかが痛くて目が覚める時もあり。

・寝付きがわるい日がしばしば。

・年が明けてからつわりが少しずつ軽くなって来ているのを感じる。

・下腹部が少し出ているが、子宮なのか便秘なのかわからず。


<妊娠11週>

・ブレーメン長期滞在が終了。Rota同伴でミュンスターへ戻る。体調が安定するまでRotaはミュンスターからブレーメンに通う生活を送ってもらうことに。

・ミュンスターに帰って来てから全然寝られない。朝になってからようやく数時間寝る日も。

・寝不足だと食欲もなし。

・夜中に目覚めると、その後全く寝られない日もある。

・職場で知らないうちにウトウトしていることがある。一人部屋でよかった。

・寝られないことが多いので、就寝時にリラクゼーション音楽を聴くようになる。寝付きが少しよくなった気がする。

・後から考えると、この不眠症状は大学での仕事に戻るがための緊張からきていたと思われる。

・大学にはミニおにぎり、ツナマヨサンドイッチ、ポテトサラダサンドイッチなどを持参。数時間おきに少量ずつ食べる。

・調子がいいと一人前弱くらい食べられる日もある。しかし、好調・不調の波が大きい。

・日本の友人から荷物が届く。妊娠のことはまだ知らせていないが、お気に入りのふりかけや和菓子が入っていて嬉しい。

・ドイツ語の妊娠解説本が届く。

・トキソプラズマ、リステリア菌対応のため肉専用のまな板(小)や手袋を購入。包丁もお肉を扱う専用のものを決める。食事の用意をするときには、今まで以上にしょっちゅう手を洗うようにする。

・この頃食べられたもの:トースト、ごはん、たまご丼、ツナサンド、オムライス、りんご、ヨーグルト、ポテトサラダサンド、温野菜、オレンジジュース、コーンフレーク、ひじきと大豆の煮物、コウナゴの釘煮。

・一ヶ月ぶりくらいに炭酸水を飲む。久々においしく感じる。つわりが軽くなってきたからなのかも。

・ボスと秘書さんと共に妊婦に関する大学規定の確認。禁止事項を一緒に確認。書類にサイン。(11w2d)

・ 3回目の妊婦検診。職場提出用の妊娠証明書の発行をお願いする。(11w3d)

・ボスのホームパーティに参加。食べられるものがあまりなかったが、チリコンカンとパンを少量いただく。立食だったこともあり、1時間ちょいでおいとま。



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妊娠2ヶ月に比べると、少しずつツワリが軽くなってきたことが一番の変化。妊娠情報サイトによるツワリの時期の典型パターンにそった体調変化。ツワリが始まって以来、和食中心の食生活をしているが、出来合いのお惣菜が一切手に入らない環境のため、全部自分で作らなくてはならないのがちょっと大変。台所に立つのが苦にならないツワリで本当によかった。今まで全く作ったことのないものを初めて作ることが多くなった妊娠3ヶ月でした。



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春散歩 in Darfeld

2013-05-02 21:29:13 | ドイツ生活

5/1はメーデーで祝日。

お天気もそこそこよかったし、気温も高めだったのでどこか近場へお散歩ドライブに行こうということになりました。




特に行きたい場所が思いつかなかったため、グーグルマップ上で適当に探し、ミュンスターの家から車で30分ほどの小さな村にあるお城を見に行くことに。

近くのスポーツ施設&キャンプ場の駐車場に車をとめ、そこから800mほど私有地の敷地内を歩きます。車は通れないけれど、徒歩や自転車は自由に入れるようになっています。


敷地内はこんな感じ。



奥には牛もいるし、カモもいるし、白鳥もいるし、サギもいる。どこの公園?という広さ。





こちらがお城。

こじんまりしているけれど、なかなか素敵な建物です。

1612-16年に建てられたルネッサンス調の建物で、1680年から個人所有のお城となったそうな。

今も、どこぞの大金持ちか由緒ある方が住んでいるようで、人の気配がありました。


門の外から見たプライベートのお庭。見える範囲全部がお庭です。


イギリスでは、マナーハウスなど貴族が住む大豪邸を時々見かけましたが、ドイツでこのような個人所有のお城を見たのは初めてです。ドイツ人の大金持ちはこういうところに住んでいるのでしょうか。





のんびりお散歩をした後はそのまま家に帰る予定だったのですが、急遽外でごはんを食べようということになり、行きがけにたまたま見かけたレストランへ。



まわりには広~い畑と数件の家しかないような、なにもない所にあるレストラン。


ココがまた大当たり!前菜の白アスパラガスポタージュがもう絶品!
ひとくち食べるごとに「これおいしい~♡」「うん、うまいっ!」と毎回言わずにはいられないくらいのおいしさ。特にアスパラの絶妙なシャキシャキ感がたまりません。


メインは地元産のお肉を使ったシュニッツェル(ドイツ風ポークカツ)とポークステーキ。どちらもお肉の焼き加減がちょうど良くて、とってもおいしかったです。


我々が食べ終わる頃、ヒマになったのかコックさんが厨房からでてきて常連さんとおしゃべりを始めました。よくいるような普通のデッカイおじさんなのですが、このおじさんが絶妙なアスパラスープとメイン料理を一人で作っているのか~、見かけによらずお料理上手で素晴らしい!と勝手に褒めちぎっていた我々です。


このレストラン、家からだと車で15分、しかも田舎に向かって走るので、途中の信号はたった2つという行きやすい所にあるので、また近いうちに食べに行きたいと思います。


家を出発したのが午後4時(遅い!)だったのですが、お城のお散歩とおいしいディナーのおかげで丸一日遊んだかのような充実感を味わえた一日となりました。


コメント (1)
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