暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

美林

2022年02月24日 | 古民家
 寒風吹きすさぶ厳しいさで育つ木々は・・・丈夫な体を蓄えて・・・
美しい木肌と・・・艶やかな姿を見せてくれる・・・。
陽だまりのやさしさで育つ木々は・・・柔らかな体を蓄えて・・・
妖艶な木肌と・・・なめらかな姿を見せてくれる・・・。

世界で育つ木々には・・・言葉では言い表せない、宝石のような木肌を持つ者もいて・・・
その才覚を求めてしまいがちになり・・・今では手に入らない樹木もあります・・・。
針葉樹よりも・・・広葉樹に目を引かれるのは、成長の遅さや、数の少なさの希少性もあるけれど・・・
目を奪われる木目の美しさもあるようで・・・
装飾品として使われる以外に・・・大口径の材が手に入りにくい希少材を、柱や梁に使う贅沢が・・・
有名建築や・・・富豪や豪農の住まい使われた時期があります・・・。

神様が天から伝ってくる為に必要な杉・・・スサノオノミコトの胸毛が変化した桧・・・(諸説あるのかも・・・。)
神様にゆかりのある樹木が多く育つ日本のお山・・・
険しい山がに育ち、力強い木材となっても・・・人の手がたくさん必要となれば・・・
価格の競争にへこたれて・・・長年育て管理し守って来た、山の木々を生かせずにいるようです・・・。
地産地消が謳われ、持続可能な社会を求めている風潮で・・・
日本の森を生かし・・・今までの住まいを生かす・・・
変幻自在な木肌を育てる日本の木々が・・・これからはもっと必要になってくると思います。

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