暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

都合の悪い

2022年09月27日 | 古民家
 これからの時間を想えば・・・この瞬間はかけがえなく大切な巡り合わせで・・・
草木が何を思いながら毎日を過ごして・・・巡り巡って実を付けるのか・・・。
風舞う水田に・・・サワサワと音が響けば、実りの秋が手を広げて迎えてくれる・・・。

自然相手の暮らしに・・・どこもかしこも白い景色が続く季節にらみを利かせて・・・
耐え忍ぶしかない時間を数える毎日に・・・居場所を守る、揺るがない想いが隠れている・・・。
繋がれて来た・・・計りしれない小さな何かがそうさせているみたいで・・・
見失ってしまった場所や・・・壊してしまった場所は、そこかしこに埋まったまま時代に残されて、誰にも相手にされなくなる・・・。

巣ごもりに冬眠・・・種になって世代を継ぐものまで・・・
たくさんの時間が造り上げて来た方法で冬の間を過ごして・・・誰もが日の光を心待ちにしている・・・。
豊かな自然を造る四季の移ろいも・・・生けるモノには厳しく過酷なやり取りで・・・
人も、待つだけの暮らしから・・・相対しながら突き進む術を手に入れてしまえば・・・
いつの間にやら・・・自分が責められるように、自然から追い立てられている・・・。
伝統の技術が、町の姿や暮らしを育てているけれど・・・伝統の文化は自然をお手本にしていて・・・
お手本にしていない暮らしは・・・自然の流れとは逆になり、古民家を繋げるには都合が悪い、巡り合わせになるような気がします。

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