暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

借り物

2021年02月01日 | 古民家
 一生ものとは・・・?
祖先から受け継いだ商売や土地・・・?
時計や洋服・・・?
家訓などの教え・・・考え方・・・?
ずっと大切にしていると思えるモノが、少なくなって来たような気がするのは・・・
モノが溢れかえっているから・・なのか、本当に大切にしたいモノが無いからなのか・・・?

住いを築くのは・・・一生に一回・・・。
その考え方はほぼ変わっていませんが・・・多くの人の住まいが、移築や中古・・・
賃貸が当たり前だった頃から比べると・・・
若者にも新築の住まいが手の届く社会は・・・贅沢で、モノの価値が低くなっているような気がします・・・。

なかなか手に入らないから、苦労して自分のモノになった感動はずっと残り・・・
本当に良いモノほど、大切に付き合えば世代を超えて愛せ続けます・・・。
高価なモノで無くても・・・思い入れのある品は・・・いつも気に掛ける事で一生の付き合いが出来ます・・・。
投資と言われると安っぽくなりますが・・・
自分がこれから手に入れる住まいは・・・次の世代の誰かが受け継ぎ・・・
この世にいる間だけ・・・自分が守り、借り物として暮らしているだけ・・・。
地域の宝・文化として社会に残し・・・受け継がれるモノになる・・・、
そんな住まい造りの考え方を・・・多くの方に知ってほしいと思います。

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2 コメント

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Unknown (kazsp)
2021-02-01 22:13:04
コメはじめまして!
昭和56年頃まで我が家に2階建ての土蔵がありまして、階段が急で子供の時は怖くて登れなかったことを思い出しました。
田舎で面積はあるのに、古い家で急階段もよくありましたね。
木のささくれが足に刺さったり嫌な想い出がいっぱいです(笑)
一番上から落ちて今でも背骨が少し出っ張っています。
お城なども急で、観光に行っても階段に登れなくなりました。
建て替えのときに階段だけは緩く、手摺をつけることを親に進言したことが昨日のように思い出されます。
マンション暮らしの今では木造の良さ、古い昔の家の知恵がしみじみとわかります。
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ありがとうございます。 (KURA)
2021-02-01 22:47:08
コメントありがとうございます。
厄介な想い出ほど時間が経っても覚えているもので、忘れたい事もあれば、懐かしくニヤリとしてしまう事もありますね・・・。
少しでも温かみのある暮らしに戻れるといいなと思っています。
脈絡のない文面ですみませんが、またお寄り下さいませ。
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