暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

遊びも文化も

2021年08月28日 | 古民家
  チャポリと落ちてグルグルと・・・
広がる輪の数を目で追うと・・・いくつまで数えたのだろう真ん丸に・・・
投げ込むもう一つの丸が重なり合って、川がなんだか笑ってる・・・。

自然から頂いたモノは、それだけ相手ではタダの石や土で・・・
人の手が入った時、初めて大きな力になって文化が生まれている・・・。
木も土も・・・長い時間を費やして住まいの材料になって・・・
藁に萱なども・・・育てて収穫する大変な重労働があり・・・
屋根材に使われるまでにも、乾燥させて・・・編み込んで・・・
自然と人が大切に調和する姿が、残されてきました・・・。

山と対話する・・・動物と語り合う・・・川や海とつぶやく・・・
長い時間関わり合い、よく耳や目を凝らしてみれば・・・
何か自然と声が聞こえてくるそうです・・・。
でも・・・自然に耳を傾けなくなり、勝手な都合ばかりで声を出し続ければ・・・
あっという間に、小さなささやきは消えて・・・
ゆがんだ丸が・・・人から遠ざかり、きれいな水面は見れなくなりました・・・。
健康的な山や川に海に飛び込む遊びも文化も・・・
消えてしまったのかもしれません。








コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あきもぜず | トップ | 四角四面 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿