暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

さりげなく

2019年07月30日 | 古民家

 返してもらったテストの点数、親にはなかなか言い出しずらく・・・それ以上に高いハードルは・・・

通信簿・・・(連絡票・・・?)である・・・。

今時は、年に2回であるのに対して・・・自分達の時代は、年に3回も渡され・・・

楽しくて、長い休みの前の禊・・・・試練・・・こんな事を書けば・・・

優秀な方々は何事を言わんとしているのか・・・理解に苦しむのかも知れませんが・・・

自業自得で・・・・遊びを優先していた青春時代と己の能力の無さで・・・

ちょうどこの時期が、憂鬱な気分の真っただ中・・・だったように思います・・・。

囲炉裏のまわりは・・・・家の間取りに合わせて、家長やお母さんが座る場所が・・・・

厳格に決められていて・・・・床の間のある和室・・・客間なども、来訪者が座る位置・・・

目上の方が座る位置・・・・日本の伝統や華道・茶道などの宗派によってもさまざま決めごとがあります・・・。

堅い話しや・・・・時代と共に変化して来た作法はよく解らないので・・・横においたとして・・・

要は、お客様が気持ちよく過ごせる場所・・・・目上の方が恥をかかない場所・・・・

おもてなしの心が伝わるのであれば良いのかな・・・と思います・・・。

武道の精神も礼に始まり礼に終わる・・・・けんかや戦ですら・・・始める前には声を掛け・・・

始まりのあいさつをしていました・・・。(争いを肯定しているのではありません。)

正々堂々と立ち向かう・・・・潔く立振舞う・・・それが礼儀で・・・精神の強さでもあると思います・・・。

手間を抜こうとしてしまえば・・・解らない部分は、どんな職業にもあります・・・。

木造の構造部分の大半は完成してしまうと見えなくなります・・・。

お寺など・・・大きな建物は、100年後200年後・・・・1000年後、その手仕事を見る事が出来て・・・

見えない部分・・・些細な部分のこだわりは・・・、職人の心そのものの表れだと知る事が出来ます・・・。

でも・・・30年で解体してしまう建物にはそんな誇りはいりません・・・。

重機で解体ししまうのですから・・・・。

伝統工法だけで無く・・・現代の建物でも・・・金物を取り付ける際・・・

長くて太いビスを木材にそのまま打ち込めば・・・木材は割れてしまい・・・数字上の強度は出ません・・・。

手間がかかっても・・・ドリルで下穴を開けて・・・ビスを打ち込みます・・・。

仕事が変わろうと・・・時代が変わろうと、些細なこだわりをさりげなく出せる心持でいたいと想います。

 

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