暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

共存

2021年06月28日 | 古民家
 子供の目でしか見えない世界・・・
動物の目線で見える世の中・・・
昆虫が感じる世界の景色・・・
大人になると見えてしまう世界・・・
どうしようもなく・・・返る事も、戻る事も出来ないその感覚は・・・
その時、その時代・・・生まれた時に手に入れて・・・
教えたくても教えられない・・・ぼんやりとしているのに・・・
感じた感覚はハッキリ覚えている・・・
その世界感を知る事が出来たら、どんなに楽しく苦しいのだろうと思う・・・。

数百年・・・千年以上もの間、立ち続けて動く時代の景色を見て来た大木は・・・
伐採された後・・・どんな世界を見る事になるんだろう・・・
日本のお山に残る木々に聞いても、丸太になった木々に聞いても、本当の所は解らないのかも知れない・・・。

死んだ森と、生きた森・・・
人の手が入らない森は・・・自分達の見る景色を自分達で決めながら、暗くなったり明るくなったりしている・・・。
人の手が入った森は・・・人がお手入れをしないと、暗く悲しい森になり・・・
数百年も千年を超える大木になる事も出来ずに、ただ立ち続け朽ちて行く・・・
豊かな森の育て方を教えてくれた、先人の教えをそのままに・・・
出来るだけ人が干渉しなくても良い森り造りも続くように・・・
共存の暮らしが出来たらと・・・思います。








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