暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

ぶらんど

2020年08月20日 | 古民家

 日本各地、空き家が増えて困っています・・・。

一番厄介者扱いされているのが、高度成長期に建てられた住まい・・・

その後の建物も似たようなモノですが・・・とても中途半端な住いが多く残され・・・

道路と敷地の関係・相続の問題・近隣との関係・立地の問題などなど・・・

伝統的な造りの住まいで・・・古民家ブームと言われているのに、古民家が解体されている現状で・・・

新建材を使った建物を再築する方向へ向かうはずも無く・・・

行政さんでもお手上げ・・・コンサルを運営する民間会社さんも、再生・利活用出来ず・・・

前に進まないのが現実です・・・。

アメリカンっぽくスチールで出来ている本棚・・・

派手な樹脂が使われた照明器具・・・

デジタルな家電やシンメトリーな絵であっても・・・

それが、土間や囲炉裏と並んでも・・・板の間や畳が敷かれた和室にトスンとあっても・・・

古民家の佇まいは受け止めてくれます・・・。

どの時代にも色あせない・・・どんな趣味の人でも受け入れてくれる・・・

これから数十年、数百年・・・住み継がれる、新しい古民家の住まいを造る・・・

考えただけでも楽しくて、これから続く出来事が待ちどうしくなってしまいます・・・。

モデルチェンジが繰り返されるのは・・・飽きが来て、その品物が売れなくなるから・・・

歴史があり、世代を超えて愛される商品は・・・基本に忠実に進化しながら・・・

でも、定番で受け継がれる良さは、ずっと愛され続けています・・・。

それが文化であり・・・残すべき大切な歴史だと思います。

 

 

コメント (1)
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