新しいモノにはなんとも言えない香りがあります・・・。
どんなモノにも香りはあるのですが・・・新車や新築・・・新しく建てられたビルの中に入った時・・・
スマホや時計・・・・包装された包みを開けた時に感じる香り・・・
包装紙の紙のにおいなのか・・・?・・・商品の金属やプラスチックのにおいなのか・・・?
新しいモノには・・・人の心を、なんだかワクワクさせる力があるように思います・・・。
新しい畳のイ草の香りがとても心地良かったり・・・
干草も・・・お日様を浴びて乾燥しているようで・・・少し草いきれの若さも感じられて・・・
蒸し返す夏の日・・・古民家に入れば・・・少々ホコリっぽく感じながらも・・・・
スッと頬に感じる風は・・・ひんやりと通り抜けに、体の熱を奪ってくれて・・・
暗く・・・静けさが残る部屋の奥の窓・・・見える外の景色は・・・・
立ち入ってはいけない・・・あいまいな時間への入り口のように感じられます・・・。
人の感覚は不確かで・・・人それぞれに受け取りかたも違い・・・年齢でもその捉え方は変わって来ますが・・・
小さい頃の記憶・・・良くも悪くも、刺激を受けた感覚は・・・長い時間忘れていたとしても・・・・
何かのきっかけに思い起こされる時があるそうです・・・。
香りや・・・食べ物・・・景色・・・・五感で感じられるものは・・・理窟で覚えているのでは無く・・・
感情の記憶・・・そんな気がします・・・。
新しいモノには新鮮な感情が先に来て・・・そのワクワク感が強く・・・・
気分が高揚するのと・・・・普段は触れる事の無い、多くの素材が放つ若いにおいで・・・
良くも悪くも・・・体が反応しているのかもしれません・・・。
自然中で感じる安らぎの香りは・・・時間と歴史の流れにのって・・・漂うようにやさしく包み込んでくれます・・・。
立ち止まってみれば・・・・なにかを感じる場面はたくさんあります・・・。
木陰の下・・・・・たまたま見つけた小道・・・・
・・・・思い出を呼び起こしてくれる空間は、そんな場所にあるのかもしれません。