暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

ひもじい

2019年06月08日 | 古民家

 白米が最高のご馳走だったのは・・・江戸時代だけで無く・・・・

戦前・・・戦後も貴重な白米でしたが・・・・

粟(アワ)や稗(ヒエ)・・・キビなど・・・・

お米の代用的な存在が・・・今ではその栄養価もあって・・・健康食品になるくらいで・・・

白米が体に悪い・・・・糖質制限・・・・・炭水化物ダイエット・・・・

天下を治めた徳川 家康でも食せ無かった・・・・とてもおしいコシヒカリや・・・ササニシキを・・・

お腹いっぱい食べないなんて・・・・

なんて贅沢な時代かと・・・・思う時があります・・・。

生活するのに、苦労を重ねてきた時代に育った世代は・・・・・

身にしみて、その大変さを味わい・・・・特に子供の頃の記憶は強く・・・・

前の日に食べた夕飯は何だったか忘れても・・・40年前・・・・70年前の記憶は・・・

鮮明に蘇って来るそうです・・・。

ひもじい思いがあるから・・・・食べ物を粗末にしない・・・・

人の生活や・・・・人の争い事で丸裸にされてしまった山・・・環境破壊と言う、ひもじい状況があって・・・

植林が進められ・・・・森の復活に尽力したにも関わらず・・・

海外から安くて・・・・安定した製品の木材が、大量に入ってくれば・・・

お腹は空かないので・・・・目の前にある食べ物(森)を見る事も無く・・・・

廃れ行く山の姿を見ても・・・・何も感じない・・・・

経験の無い世代が・・・・とても贅沢な暮らしをしているように思います・・・。

政治的な背景で・・・望まない輸入をしなければならないのかもしれませんが・・・

自ら造り・・・育て・・・・利用出来るモノがあるのに・・・使えない・・・使わない・・・使おうともしない・・・。

正しい事が・・・・法治国家・・・民主主義の中で・・・・間違いになる事もある・・・・(すべてがそんな事だらけでも無いのですが。)

そんな世の中を・・・次の世代に受け渡す・・・なんだか、罪悪感でいっぱいになってしまいます。

 

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